探偵マーロウ 作品情報
たんていまーろう
アメリカ・ロサンゼルスに事務所を構える探偵フィリップ・マーロウ(リーアム・ニーソン)を訪ねてきたのは、見るからに裕福そうなブロンドの美女クレア(ダイアン・クルーガー)。「突然姿を消した愛人を探してほしい」という。依頼を引き受けたマーロウだったが、映画業界で働いていたというその若い男ニコ・ピーターソン(フランソワ・アルノー)はひき逃げ事故で殺されていた。しかし、クレアは街で彼を見かけたと主張する。娘が何を依頼したかを探るクレアの母ドロシー(ジェシカ・ラング)や、ニコを見つければ金を払うともちかける闇稼業のボス(アラン・カミング)も現れ、ニコを追う人物は複数いることが判明する。果たしてニコは何者なのか? そして彼は生きているのか――? 捜査を進めるにつれ謎が深まる“ハリウッドの闇”。探偵マーロウが辿り着く真実とは……。
「探偵マーロウ」の解説
タフで孤独な紳士、女性にもてるが友情を重んじ、どんな時も権力に媚びない男フィリップ・マーロウ。推理小説家レイモンド・チャンドラーが生み出したそんな魅力的な私立探偵が、1930 年代のハリウッドの闇につつまれた“真実”に迫るハードボイルド・ミステリー。40年以上のキャリアを誇るリーアム・ニーソンが、ハンフリー・ボガート、ロバート・ミッチャムなどの名優が扮したマーロウを演じ、出演100 本記念作品となった。「クライング・ゲーム」(92)でアカデミー賞脚本賞を受賞したニール・ジョーダンが監督。共にアイルランド出身であるリーアムとのタッグは4度目となる。謎の美女クレアに「女は二度決断する」(17)でカンヌ国際映画祭最優秀女優賞に輝いたダイアン・クルーガー、クレアの母に通称“演技の三冠”(アカデミー賞、エミー賞、トニー賞)を受賞しているレジェンド、ジェシカ・ラング。原作はブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが“ベンジャミン・ブラック”名義で著した『黒い瞳のブロンド』(『ロング・グッドバイ』の続編として本家の公認を受けている)。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年6月16日 |
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キャスト |
監督:ニール・ジョーダン
原作:ベンジャミン・ブラック 出演:リーアム・ニーソン ダイアン・クルーガー ジェシカ・ラング アドウェール・アキノエ=アグバエ ダニー・ヒューストン アラン・カミング |
配給 | STAR CHANNEL MOVIES |
制作国 | アイルランド=スペイン=フランス(2022) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 109分 |
公式サイト | http://marlowe-movie.com/ |
(C)2022 Parallel Films (Marlowe)Ltd.
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「努力賞!!」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-06-23
リーアム・ニーソン、映画100作品記念だからか、まあ、お祝い的、作品。
何度も、演じられた作品だから、プロットがしっかりしているからか?
様々な制約からか?
シーンごとは、しっかりと仕上げているが、台詞と感情の繋がりが、ちぐはぐで、懐かしさを演出したかっただろう、音楽も、なんだか、噛み合ってなかった。
かつての、時代の空気感や、その時代の人々の野心、酒とタバコの時代など、目に見えない世界が違うので、再現するには、かなり、大変だろう?
逆に、この時代に、リーアム・ニーソンが、タイム・トラベルして、活躍するとしたなら、原作も、本作も、生かされたかも知れない。
光と闇の、ハリウッド、その中にあっても、地に足を着けて生きた作家や俳優の品格は、作品の魅力として、引き付けるのでしょう?