大名倒産 作品情報
だいみょうとうさん
越後・丹生山藩の鮭役人の子、間垣小四郎(神木隆之介)は、お人よし過ぎて商売上手とは言えないが、皆に愛され平和に暮らしていた。そんなある日、大勢の役人たちが家にやってくる。驚く小四郎に父・作兵衛(小日向文世)が衝撃の事実を告げる。なんと彼は<松平>小四郎――徳川家康の血を引く、丹生山藩主の跡継ぎだったのだ。さらに、実の父・一狐斎(佐藤浩市)は小四郎に国を任せ、さっさと隠居する。庶民から殿様へと突然、幸運を手にしたかのように見えたのもつかの間、実は丹生山藩は25万両(現在の価値で約100億円)もの借金を抱えるワケありビンボー藩だった。困り果てる小四郎に一狐斎は「大名倒産」を命じる。返済日に藩の倒産を宣言し、借金を踏み倒せば皆助かるというのだ。しかし、実は一狐斎は、息子に全ての責任を押し付け、切腹させるつもりだった。小四郎に残された道は、100億返済か切腹のみ。人生最大のトラブルに巻き込まれた若きプリンスは、一体どうする?
「大名倒産」の解説
浅田次郎の時代小説『大名倒産』を「ロストケア」などの前田哲監督が映画化。いつの時代も悩ましい“お金”の問題をテーマに、一夜にして庶民から殿様になった青年が、仲間たちと倒産と切腹の危機を回避するべく知恵をしぼる人生逆転エンターテインメント。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われる小四郎を、時代劇初主演となる神木隆之介がコミカルに演じる。共演は100億円相当の借金を押し付ける実父を佐藤浩市、小四郎の幼馴染のさよを杉咲花、小四郎の教育係の平八郎を浅野忠信のほか、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮崎あおいなど豪華キャストが集結。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年6月23日 |
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キャスト |
監督:前田哲
原作:浅田次郎 出演:神木隆之介 杉咲花 松山ケンイチ 小日向文世 小手伸也 桜田通 宮崎あおい キムラ緑子 梶原善 勝村政信 石橋蓮司 高田延彦 藤間爽子 カトウシンスケ 秋谷郁甫 ヒコロヒー 浅野忠信 佐藤浩市 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2023) |
上映時間 | 120分 |
公式サイト | https://movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/ |
(C)2023『大名倒産』製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:3.67点★★★☆☆、3件の投稿があります。
P.N.「ige」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-07-10
現代版にリメイクしても面白くなりそうな邦画。
本年度ベスト!
鑑賞中、何故か現代版にしたらメッチャ面白くなりそうと思いながらの鑑賞(笑)
やってる悪事は今の時代と同じ。
コメディ仕上げだったけど、シリアスな現代版にリメイクしても面白くなりそうなりそうな作品だった印象。
神木隆之介さん演じる小四郎が突然、主藩になり100億円の借金がある事が発覚。
借金100億円を工面するストーリーと思いきや、借金の原因を究明して行感じ。
計画倒産により藩の借金を帳消しにする思惑の中、小四郎がある理由により倒産を免れる為、奮闘して行く展開。
藩主となった小四郎が最初は弱気な感じが可笑しくも情けない。
杉咲花さん目当てもあったけど、本作のダークホースは松山ケンイチさん。
彼のファンの方には本作の鑑賞はお勧め出来ません(笑)
上映時間は2時間。
この手の作品としては長目な感じもしたけど飽きる事無く鑑賞出来た。
上映直後「本作のラストはエンドロール後に」みたいな字幕に期待値上がる。
終わってみれば消化不良感が少し残念でした( ´∀`)