線は、僕を描く 感想・レビュー 8件

せんはぼくをえがく

総合評価4.5点、「線は、僕を描く」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「流星郡」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-27

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

一言で言えば、これから何かを頑張ろうとする人の背中をそっと押してくれる。そんな作品です。家族を亡くし、「思い出すことも辛いのに忘れることもできなくて」と引きずっている思いがあり、やりたいことにも踏み出せない喪失感の漂う真っ白な霜介(横浜流星)。それをみた篠田湖山(三浦友和)が、その心に水墨画を描いてあげたい!と思い弟子にします。しかし霜介は「僕にできるのでしょうか」と不安に思い、ずっと立ち止まっています。様々な人に見守られ、助けられる。そして何よりも千瑛や湖峰のように、そっと寄り添い優しくサポートしてくれる人がいる。霜介は第二の家族のような居場所を見つけ、挫折しながらも生き生きとした日々を送れるようになりました。
見終わった後、改めて家族や友人へ「ありがとう」の思いを伝えたくなりました。誰だっていつ死ぬかわかりません。だからこそ、伝えられる時に伝えるということを心がけたいです。
喪失感。。。
過去の思いを背負いながら、自分にしか描けない線を貫き通す。そんなカッコいい霜介を見て元気が湧いてきました。
線は僕を描く。リピート確定です!

P.N.「あやちゃん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-14

とても感動しました。
主演の流星くんの演技、100点満点!
リピ観したいと思えた作品でした。

P.N.「なこ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-14

横浜流星さん演じる青山と絵師千瑛(清原果耶)の関係が素敵です。真っ白な紙に筆が走り心地よい緊張感の中、瞬く間に画が描かれる爽快感をスクリーンで味わって欲しい

P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-11-04

原作を読んでいた嫁さんに勧められ観ましたが、良かった。出演者全員が素晴らしい、音楽もいい。嫁さんに感謝です。ただ流星さんの前髪が気になりました。

P.N.「さやか」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-10-31

横浜流星さんのファンなので映画の作品は全部みています。
清原さんがいつのまにか成長されていて本当にきれいになっていて驚きました。(役のイメージそのまま)
三浦友和さんや江口洋介さんなど好きな俳優さんばかりで
今まで縁がなかった水墨画の世界も知れて楽しめました。

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-10-30

清原伽耶だけで、観ようと云う気になる。
水墨で一葉描くだけでも修練が要るのに霜介の成長は早過ぎ、なのは上映時間によるご愛嬌。
監督は、もっと試行錯誤や過去からの感情の推移を丁寧に撮りたかったのではないか、と推測する。
ただ、エンターテイメントとして秀作である。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-10-24

胸熱になる水墨画の映画!
本年度ベスト!!!

地味目な「水墨画」をテーマにした作品なんだけど、これは熱かった!

清原果耶&河合優美さん目当て。
でも横浜流星さんや三浦友和さん。
江口洋介さん達が演じたキャラがとても良かった。

過去のある理由により前に進めず立ち止まったままの学生の青山(流星さん)。
水墨画の巨匠の篠田(友和さん)。
その孫娘の千瑛(果耶さん)。
この3人を軸としたストーリー。

篠田にいきなりスカウトされた青山。
水墨画を書くことに自信を無くした千瑛。
この二人の成長物語って感じ。

青山が水墨画にハマって行く感じが良い。
千瑛が学校で水墨画を教えるシーンが笑える。
自分も清原果耶さんに手を添えられ水墨画を教えて欲しい(笑)

江口洋介さん演じる西濱。
篠田家の家政婦かと思いきや驚きのキャラだった(笑)
朱色の手形を打つシーンが格好良すぎた!

富田靖子さん。
若い頃はファンだったけど、本作でまたファンになった感じ( ´∀`)

P.N.「人生は点と点を結ぶ線、形に囚われるな!!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-10-24

息を呑む程に、清々しい張り詰めた空気感、静寂の中の動。

やるか、やらないか
to be not to be
どうあるか、どう動くか?

形に囚われ、もっとらしい事を言いながら、実践、行動に移さない人間が如何に多いことか?

綺麗事を言いながら、目の前のゴミさえ拾わない、目の前の身近な人さえ大切に出来ないのに、世の中の直接関係のない他人の心配は大袈裟にアピールする。

森羅万象、自然は、ポチ、点から生まれたと言われる。

毎日が、真っ白なキャンバス、皆、過去の一点から、他の一点へ縁を結ばない。

時間が解決する、待つことの大切を知ると、日々の日常が、真っ白なキャンバスであり、多くの縁を結ぶ事を知る。

職場で特定の人間としか関わらない人間、けれど、何千と二度とは合わないけれど縁を結ぶ人間もいる。

その存在は、同じ時間を共有しても、同じ空間を共有してはいない。

方や点、方や点と点が描く線のダイナミックな幽玄で見えない世界を描く水墨画


自分の点におさまるか、大きく動き出すか、あなたが本質と向き合う時、点は、線を描く。

最終更新日:2024-01-26 10:35:43

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