P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-04-02
ある意味安楽死の話ですよね。これもありかなと思った自分がなんか寂しくなりました。
ぷらんななじゅうご
総合評価3.7点、「PLAN75」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
ある意味安楽死の話ですよね。これもありかなと思った自分がなんか寂しくなりました。
このシーン必要?!と思えるシーンがあまりにも多すぎる。いかにも海外の映画祭で評価されそうな問題提起作品だとは思いますが、嘔吐恐怖症の人は絶対に観ない方がいいです!巨大スクリーンであのシーンは不快でした。あの描写は要らなかったと思います。残念ながらもう一度観たいとは思えない作品でした。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
人生の残りが精々20年となり、自在に動けなくなったら自ら絶命できないか考えていたところ時宜を得た作品に出会った。
最終的にはこのプランを否定する結論は想定どおりだが、3つのプロットを綺麗に繋ぎ合わせて表現した。
河合優実が収穫。
身近に迫った重たいテーマの作品でしたね。特に70歳くらいの人間にとって自分達と同世代以上の年齢の人達の人口が他の世代の人達より圧倒的に多いのは中学生・高校生の頃から意識していました。まだ若くて働けるうちは良くても、いずれ年を取って働けなくなった時に次の世代から疎まれて強制安楽死の時代が来ることを密かに恐れていましたが、ついに来るべき未来がすぐそこまで来ていることを感じさせる映画でした。実際SNSの世界では世代間の争いを煽るコメンテーターは多く。こういった法案を実際に提出しそうな新興政党やこのようなプランを民間で請負いそうな企業も少なからず見受けられるのは事実です。何十年も前からこうなることは分かり切っていた事ですが、何かこれが解決案のたたき台にされることが無いように心から祈るばかりです。この映画の画像が大変綺麗で精緻であったことが尚更リアル感を際立たせていました。
重すぎる内容。78歳、主人公と同じ年だが途中から吐き気がするほどだ。見たくなかった。倍賞美津子さんの演技は良かったかも知れないが辛すぎる吐き気がした。終わった瞬間。となりの席の方も思わず悪く言い放ってた。私は嫌いな映画だった。
プラン70でもいいとさえおもいました。
精一杯生きたら、安らかに終わって行けると思うと
安心して生きて行けます。
私はケアマネジャーをさせて頂いている。それだけにこの映画はひじょうに関心があった。これは様々な問題を扱っているが、簡単に言えば人生とは一体何かをあらためて考えさせてくれるということだ。一見の価値がある作品だ。
少子高齢化をテーマにした作品。
この重いテーマをどの様に仕上げるのか期待したけど、あまり心に刺さらず。
ホテルの仕事を失い生活が困難となったミチを中心に進むストーリー。
ミチ役の倍賞千恵子さん。
80才での名演技!言うこと無し。
磯村勇斗さん演じるPLAN75の職員のヒロム。
後半、車である場所までぶっ飛ばす叔父さんとの接し方に泣ける。
お目当ては河合優実さん。
彼女が演じるのはPLANT75のコールセンターで安楽死を希望する人を電話でサポートする瑶子。
ちょい役だけど、ミチと15分の電話で最後で言う業務的な決まり文句。
ミチに考え直して欲しい気持ちがヒシヒシと伝わって来て泣ける。
多くの場面で目にするPLANT75のロゴマークやCMがウザイ(笑)
作者の狙いなのか?
高齢者を洗脳させる様な感じが観ていて嫌になる。
何も改善されない感じだったけど、この手の問題をテーマにした事は評価したいところ。
集客率は100%!
驚いたのは高齢の方ばかり。
多分、自分が一番若かったかもしれません( ´∀`)
非常に良い映画でまた劇場で見たい。
劇場で見る映画で、テレビで見ても良さは半減すると思う。
ストーリーを見るのではなく、考える映画だと思う。
映画にストーリーや主張を求める見方しか出来ない人には分からない映画だと思う。
最後のフィリピン人の方の自転車の前の椅子が無くなっていたのは、赤ちゃんが亡くなってしまったのか?気になった。
真面目にあり得る!有り!と不謹慎にも思わされてしまうほどリアル?な公務員の言動。緻密な設定。本人意思重視、メンタルケアOK!やわらかで、きめ細やかな対応……。人権とは?老いとは?人生とは?幸せとは?自由とは?豊かさとは?国とは?みんな老いて遅かれ早かれ死ぬワケで~イロイロ考えてしまう。群像劇的な感じだったが、個人的にはもっと倍賞千恵子の演技が観たかった。