信虎 作品情報

のぶとら

信虎のイメージ画像1

武田信虎入道(寺田農)は息子・信玄(永島敏行)に甲斐国を追放された後、駿河を経て京で足利将軍に仕えていた。元亀4年(1573年)、すでに80歳になっていた信虎は、信玄の上洛を心待ちにしていたが、武田軍が国に兵を引き、信玄が危篤に陥っていることを知る。武田家での復権の好機と考えた信虎は、家老の土屋伝助(隆大介)と清水式部丞(伊藤洋三郎)、末娘のお直(谷村美月)、側近の黒川新助(矢野聖人)、海賊衆、透破(忍者)、愛猿・勿来(なこそ)などを伴い、祖国・甲斐への帰国を目指す。途中、織田方に行く手を阻まれるも、やっとの思いで信濃高遠城にたどり着いた信虎は、六男・武田逍遥軒(永島敏行・二役)に甲斐入国を拒まれる。

「信虎」の解説

武田信玄の父であり、甲府を開府した信虎の晩年を描く本格的時代劇。信玄によって追放され、京で足利将軍の奉公衆となった信虎。追放より30年の時が流れ、信玄が危篤に陥ったことを知った齢80の「虎」は、武田家存続のため最後の知略を巡らせる――。信虎を演じるのは36年ぶりの主演作となる寺田農。信虎の娘で15歳のお直に谷村美月。榎木孝明、永島敏行、渡辺裕之らベテラン俳優に加え、矢野聖人、荒井敦史、石垣佑磨の若手俳優も参加。また、武田家の映画「影武者」で織田信長を演じた隆大介の遺作となった。監督は「デスノート」の金子修介、音楽に「影武者」などの池辺晋一郎、武田家考証に武田氏研究の第一人者・平山優を迎えたほか、撮影の上野彰吾、衣裳の宮本まさ江、特殊メイク・スーパーバイザーの江川悦子、美術装飾の籠尾和人、VFXスーパーバイザーのオダイッセイなど、日本映画の最高峰のスタッフが結集。武田信玄生誕500年の記念イヤーである2021年日本公開。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2021年11月12日
キャスト 監督金子修介
出演寺田農 谷村美月 矢野聖人 荒井敦史 榎木孝明 永島敏行 渡辺裕之 隆大介 石垣佑磨 杉浦太陽 葛山信吾 嘉門タツオ 左伴彩佳 柏原収史 伊藤洋三郎 川野太郎 螢雪次朗 安藤一夫 堀内正美 永倉大輔 井田國彦 橋本一郎 剛たつひと 西川可奈子 鳥越壮真 北岡龍貴 外波山文明 水島涼太 大八木凱斗 井藤瞬 森本のぶ 奥山眞佐子 小堀正博
配給 彩プロ
制作国 日本(2021)
年齢制限 PG-12
上映時間 135分
公式サイト https://nobutora.ayapro.ne.jp/

(C)ミヤオビピクチャーズ

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ユーザーレビュー

総合評価:4.75点★★★★☆、4件の投稿があります。

P.N.「よりなり」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-12-10

細かいセリフ回しや時代背景の詳細設定により、信虎という人がどんな人か非常に分かりやすく描かれていたと思う。
戦国時代と聞けば合戦ばかりのイメージだが、実態は様々な家臣や親族でのやりとりなど、戦いが強いだけでなく、人格や立場などの要素も作用し、結果が生まれて、時代が動いていたのだと改めて知らされたいい映画だった。
寺田農や家臣らの演技も迫力があり、見応えがあった。

最終更新日:2022-12-31 02:00:08

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