聖なる泉の少女 作品情報
せいなるいずみのしょうじょ
ジョージア(グルジア)の南西部にある、トルコと国境を接したアチャラ地方の山深い村。ここには古くから人々の心身の傷を癒してきた聖なる泉がある。代々この泉を守り、水による治療を司ってきた一家がおり、今は父親が儀礼を行っている。しかし三人の息子は、キリスト教の一派・ジョージア正教の神父、イスラム教の聖職者、無神論の科学者と、それぞれ異なる道に進んでいった。年老いた父親は一家の使命を娘のツィナメ(愛称ナメ)に継がせようとするが、ナメはその宿命に思い悩む。村を訪れた青年に淡い恋心を抱き、他の娘のように自由に生きることに憧れるナメ。一方、川の上流に水力発電所が建設され少しずつ山の水に影響を及ぼし、父とナメは泉の変化に気付く。
「聖なる泉の少女」の解説
ジョージアのアチャラ地域に口承で伝わる物語を基にし、2018年アカデミー賞外国語映画賞ジョージア代表作品に選出された人間ドラマ。人々の心身を癒してきた聖なる泉を守る一家。老いた父は娘ナメに務めを継がせようとしナメが思い悩む中、泉に異変が起きる。監督は、本作の舞台となったジョージアのアチャラ地方にある都市に生まれ、映画制作の一方でバトゥミ芸術大学で教鞭を執るザザ・ハルヴァシ。第30回東京国際映画祭コンペティション部門正式出品作品(映画祭題「泉の少女ナーメ」)。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2019年8月24日 |
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キャスト |
監督:ザザ・ハルヴァシ
出演:ロイン・スルマニゼ マリスカ・ディアサミゼ アレコ・アバシゼ エドナル・ボルクヴァゼ ラマズ・ボルクヴァゼ |
配給 | パンドラ |
制作国 | ジョージア=リトアニア(2017) |
上映時間 | 91分 |
公式サイト | http://namme-film.com/ |
(C) 2017 BAFIS, UAB Tremora
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