ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(ラプソディ) 作品情報

にっぽにあにっぽんふくしまらぷそでぃ

3.11から8年。会津若松市役所職員・楠穀平(隆大介)は、ある日、原発最前線であるフクシマ県楢穂町役場に出向を命じられる。配属先は特別震災広報課。同僚には紅一点の石井ユカリ(柳沢なな)をはじめ、個性的な面々(関口晴雄、伊嵜充則、飯田孝男)が揃っていた。穀平は役場の助役・村井(寺田農)に連れられ、フクシマの各所を訪れる。津波で押し流された地区、未だ復旧しない鉄道、終わらない除染、セシウムが降り積もった帰宅困難地域の村……。フクシマの現状とそこで生活する住民や作業員たちの現実を目の当たりにする穀平だったが、案内する村井は終始笑顔を絶やさない。一方、穀平の娘で小児科病院に勤務するハルカ(デコウトミリ)は、入院する子供たちの現実に胸を痛めていた。やがてハルカは、そこにいない誰かと話す男の子が気になり始めるのだった。そんなある日、穀平は村井から、近々開催される「原子力研究所副所長就任を祝う会」を円滑に楽しく進められるよう言い渡される。そして当日。会に臨んだ穀平は、カゲキに陽気に盛り上がる異様な大宴会を目撃する……。

「ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(ラプソディ)」の解説

「セシウムと少女」の才谷遼監督によるスラップスティック・ミュージカル。3.11から8年、原発最前線の町役場へと出向を命じられた定年間近の楠穀平。町や住人、事故後の現状を目の当たりにするなか、やがて原子力研究所副所長就任を祝う狂乱の大宴会が始まる。出演は「私は絶対許さない」の隆大介、「嘘八白」の寺田農、新人のデコウトミリ、「明日にかける橋 1989年の想い出」の宝田明。トキ・キャラクターデザインを「この世界の片隅に」ののんが担当。ラピュタ阿佐ヶ谷20周年記念作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年3月9日
キャスト 監督才谷遼
出演隆大介 寺田農 デコウトミリ 宝田明 慶徳優菜 柳沢なな 関口晴雄 伊嵜充則 飯田孝男 原知佐子 田村奈巳 桜井浩子 外波山文明 山谷初男 柳澤愼一 坂本頼光
配給 ラピュタ阿佐ヶ谷
制作国 日本(2019)
上映時間 113分
公式サイト https://nipponiamovie.com/

(C)ラピュタ阿佐ヶ谷

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最終更新日:2023-07-24 02:00:02

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