マルクス・エンゲルス 感想・レビュー 11件

まるくすえんげるす

総合評価5点、「マルクス・エンゲルス」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-11

👷‍♀日経BPクラシックス等でカール・マルクス著・資本論の機械制大工業の件を読むと本篇で盟友フリードリヒ・エンゲルスが自分の工場へとマルクスを案内して居るシーンが甦っ来た。経済学の文献を大英図書館で読み漁った丈で無く実際の労働者の働く現場の製造工程にも精通していた理由で

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-08-24

ノオミ・ラパス主演のmystery映画マヤの秘密を視聴後に撮影が本篇のコーリャ・ブラントだと知った、。秀逸な家族の場面やダークな色調から本歴史劇を想い出し岩波ホールで本作上映最終日に満席で多くの知人と観た記憶が鮮明に甦って来たんだなあ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2021-07-23

そして本篇でイエニー・マルクス役のヴィッキー・クリープスが好演している海外秀作ドラマが〈Uボートシリーズ深海の狼〉2018。ナチス専制下でのレジスタンス抗争劇が交錯するミステリー仕立てで魅せられる

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-04-28

昨日NHKラジオ深夜便interviewで斎藤幸平氏のマルクス談義を聴いて居て,現代にマルクス古典『資本論』をどう活用するかと言う視座で本篇に共通性が在る。晩年のマルクスが脱成長のコミュニズム志向が有ったかどうかは争点だと思うけれど

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評価
★★★★★
投稿日
2020-06-20

「初期マルクス」と云う思索上の時代区分が在るるけど26才で書かれた『経済学・哲学草稿』の断章は大哲学者Hegel批判や古典経済学批判の天才的な閃きに充ちて居る。本篇で画かれた時期にも相当してるんだゼ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-11-25

文豪夏目漱石はカール・マルクスやウイリアム・モリスの思想を留学先のLondonで知り貧窮論に逸早く目覚めた邦人で在った…。「経済学批判」序文を読むとMarxが法学専攻ながらヘーゲル哲学や歴史学を専ら勉強していた事が分かるが森林地でを巡り物質的利害の問題にぶつかって経済学への関心に至った経過も!本篇冒頭のショッキングな森のシーンは其の簡潔な表現なのかも知れぬ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-06-17

📚️岩波ホールで上映中の映画「ニューヨーク公共図書館」の中に出て来るマルクス談義等を訊いて居て,或いは著名な作家やartistを育んだ豊かな蔵書,公共図書館の存在から,カール・マルクスも又,大英帝国博物館・図書等の利用・レファレンス・サービス等に依って大著「資本論」が書かれて行く件を想い出した。📖

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-12

「エンゲルス ~マルクスに将軍とよばれた男」と云うフリードリッヒ・エンゲルスに就いての伝記を眺めていたら歴史上忘却の彼方に在る様な彼の姿が浮かんだ…。〈マルクス・エンゲルスは一人の人物だと思っていたわ!〉と言う発言にまさかマルクス・アウレリウスじゃ在るまいしと想って一笑に伏してけど,忘れられたエンゲルスの事を慮ると彼女の言動も強ち間違いといえまい…。本編は革命児の青春群像劇なのである

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-15

同伴した妻君のリクエストでパンフを購入して読んで見た。監督インタビューに依ると10時間の上映時間を貰えたら若きカール・マルクスに限定し無かった旨、書かれて居た。其処で本編の他に後、四本分在る為らばどんな感じかと夢想した。①愛と詩人の時代。決闘シーンはキューブリック監督の「バリーリンドン」調②本編③パリコミューン革命の疾風怒濤篇。タッチはミュージカルの「レ・ミゼラブル」④国際労働組合運動と晩年のマルクス・未完の資本論⑤マルクス死後と晩年のエンゲルスの歩み、古代社会、自然科学研究への思索等。今回の本編は実はプロローグに過ぎないのかも…🗿

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-14

終映間近で慌てて観に行った。初日でも無いのに、岩波ホールでは今週の金曜迄なので大盛況。常連の顔も見える。若い女性客の姿もまま在った。そうだ、本編は「若きマルクス」(原題)を廻る青春群像だからマルクス夫人と為るイエニーやエンゲルスの妻メアリーも初々しい。ベットシーンや酒場での出逢い等も何とも印象的だ!エンドロールではボブ・デイランの歌声と共に公民権運動、ヴェトナム反戦活動、アンチ・アパルトヘイト運動等その後の世界史のプロテスト・シーンが流された。本編に出てくる画家クールベが近代絵画を変革した様に、彼らは世界の解釈丈に留まった社会主義の活動を世界の変革の騎手として理論と実践の分野で再構築し直した。「批判的批判」を批判すると云う、「貧困の哲学」を「哲学の貧困」で切り返すと云う、「共産党宣言」のマニュフェストを書き上げると云う事で…。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-04-28

岩波ホールで上映がスタートした本編、未だ観ていないけれどもマルクスとエンゲルスの堅き友情の物語はもう伝説的何だ…。学生時代に大内兵衛著作「マルクス・エンゲルス小伝」こと「マルエン小伝」の岩波新書版の名作をワクワクして読んだものだった。最近テレビでジョン・リード伝の〈レッズ〉が放映されていたが本編、若き彼らの青春群像や如何❗️

最終更新日:2024-05-21 16:00:02

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