P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-11-02
🌊愛の水中花見たいラストシーン,そして波が打ち寄せるエンドロールも青海波或いは鱗の紋様のdesignも
しぇいぷおぶうぉーたー
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🌊愛の水中花見たいラストシーン,そして波が打ち寄せるエンドロールも青海波或いは鱗の紋様のdesignも
東西冷戦の非常に緊迫した情況設定にも拘わらず本篇が一貫して温かみの在るファンタジーなのは〈映画館〉と云う舞台装置が機能し〈ニュー・シネマ・パラダイス〉風な目眩く万華鏡と為って居るから何だろう
何もかもが綺麗な一品作です。
ストーリーの役者さん演技凄いですね✨
最後は泣きますね。
是非とも一生涯に一度で良いから色んな人に観てほしい作品です。
本マイケル・シャノンがヒラリー・スワンクと共演映画が〈デイア・ファミリーあなたを忘れない〉。認知症の母親への眼差しが美しく温かく
そして本篇の劇中劇スタイルのmonochromeな夢シーンを観ていると無声映画の黄金期を舞台にしたフランス映画の〈アーティスト〉のロマンチックな場景が甦って来るんだ
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
最後のシーンがとても美しくて良かった。普通はどっちか死ぬ、って事が多いでしょ。人外ファンタジーはハッピーエンドこそが全てなのにさ。
この監督は、とても残酷な人々がいる世界を描くけど、比重が美しいものに傾いていて優しいなぁといつも思う。そこに救われる。
デザイン、SFと時代背景の現実とのバランスも毎度面白いです。
更に又,ギルレモ・デル・トロ監督は本篇に就いてのインタヴューで「映画は世界を換えることは出来無いけれども,音楽,映画,アートは個人の意識を高めて自己変革する事が出来る」と答えていた…。本篇は恰かも宇宙人を敵視せずに交信相手と見なしたスピルバーグ監督作品「未知との遭遇」等見たいに半魚人を差別しない,愛の映画何だ!観客の世界観を一新する作品だろう!💚
今度はスター・チャンネル3の吹き替え版で本篇を視聴…。手話を基調としたサイレンス映画タッチを内包した作品がアカデミー賞に輝いたのも凄いけれど,独特の生命感と豊穣感はどうだろう!アンチ・トランプ見たいで愉快なギルレモ・デル・トロ監督の集大成か,wonderful❗️🏝️
本編の元ネタと為った映画「大アマゾンの半魚人」等の映画ポスターを見ると半魚人がヒロインを抱き抱えてる本編のラストシーンが一際,鮮烈に蘇って来るんだねぇ…。そんな映画にインスパイアされた上,黒人差別やマイノリテイへの視座を盛り込んで「キングコング」宜しく異形への愛の郷愁を籠めた作品として☔️
結ばれた二人の幸福を信じるナレーションが中々粋だった…。姿は見えないけれど、其処に何時も存在すると云う窮極の愛の讃歌。緑揺蕩う水面にグリーンの字幕のエンドロールが優しく囁く様に音楽を奏でるー🎵
米ソ冷戦の背景はハードボイルドなタッチを本編に与えた見たいだ…。過酷な中で秘密を守って仲間を売らない事がクライム・サスペンスの伏線にー。其処に半魚人への永遠の愛と云う神秘がナチュラルに,或いは映画館のレトロなスクリーンの様に只管映し出されるんだから❤️🐟🌌
主演のイライザ役のサリー・ホーキンスと同僚ゼルダ役のオクタヴィア・スペンサーが実に佳いんだ。半魚人の色彩に併せてグリーン・ウオッシュした様な映像とイライザの身に付ける朱の補色も実に美しんだゼ!クライマックスは恰かもサイレント映画がトーキーに為った如くモノクロ画面でミュージカルに変容して聾唖のイライザが彼氏と唄って踊る夢のシーンなのさ🎵♥️💕🌲🦎🚰
そして「ピノキオ」の映画を撮ると云うギレルモ・デル・トロ監督、益々スタンリー・キューブリックのideaを活かしたスピルバーグ監督作品「A.I.」との親和性が感じられるのではないかなあ…。本編とフェアリーテイルなブルー・エンジェルの母親像を探し求めるfantasyの世界と!
異形の愛を此れ程迄にロマンテイックに謳い上げた作品って先ずもって無いのではないかしらと想わず感じた…。モノクロのミュージカル・シーンではデビット・リンチ監督作品「エレファントマン」との親密性も感じられたしね。美女と半魚人の夢物語が佳くって,只の清掃員に過ぎないサリー・ホーキンス嬢にスッカリ惚れ込んで仕舞ったんだよ❤️🦎
特殊メイク畑で鍛えたテクノのギレルモ・デル・トロ監督,夢のファンタジー物語何だねぇ。愛の水中花🎵🌺
確かに、あれあれと思う所が多いです。時代背景にしても、戦後のソ連との、れいせんがでてくるだけだけです。半魚人が出てくるなんてこれからして、ファンタジーです。映画は、理屈抜きにみるような感じもします。
よくわからない映画です。
映像は良かったけどストーリーが有り得ない話で不思議過ぎる映画。
時代背景もわからない映画。
個人差が分かれる作品だと思います。
色使いが非常に綺麗でした。ただ、中には所々で過激なシーンがあるので、苦手な人もいると思いました。
いろいろな要素がありますが、全体としてはある種のファンタジーですね。自身が主人公と近い年令のせいか、久しぶりに面白い洋画でした。
正直言って、なんでこの映画がアカデミー賞三冠なのか分かりません。
テーマが「愛」なのか?「差別」なのか?「障害」なのか?怪物との交流を入れたファンタジー仕立てにしたばかりに返って分かりづらいです。
愛なら「ゴースト」「ララランド」、差別なら「カラー」「ルーツ」、「障害」なら「レナードの朝」なんかの方がストレートで分かりやすい。
ギレルモ監督が日本ナイズされてるばかりに、作品全体にウルトラQやウルトラセブンの臭いがプンプンします。
アメリカじんは、グリーンマイル等のこの手の作品がどうして好きなんですかね?よう分かりません???
どうせなら、ウルトラセブンのハリウッド盤作れば、アカデミー賞とれるんじゃないのかて思えてしまいます。