二十六夜待ち 作品情報
にじゅうろくやまち
由実(黒川芽以)は、震災で何もかも失い、今は福島県いわき市の叔母の工務店にひとり身を寄せている。心に傷を抱えた由実だったが、少しは外に出なければと叔母に促されるように路地裏の小さな飲み屋“杉谷”で働き始める。だが店主の杉谷(井浦新)には、謎めいたところがあった。彼は、記憶をすべて失い、失踪届も出されていなかったため、どこの誰とも分からない。はっきりしているのは、手が料理をしていたことを覚えていることだけであった。今では小さな小料理屋を任されるまでになったが、福祉課の木村(諏訪太朗)をはじめとしたあたたかな人々に囲まれながらも、彼の心はいつも怯え、自分が何者なのか分からない孤独を抱え込んでいた。そんな孤独で傷ついた魂を持つ杉谷と由実は、“月”と“海”がお互いを引き寄せ合うように、その心と体を寄り添い合わせるようになっていく……。
「二十六夜待ち」の解説
佐伯一麦による同名小説を「海辺の生と死」の越川道夫監督が映画化。震災で何もかも失い福島の叔母の工務店に身を寄せる由実は、路地裏にある小さな飲み屋で働き始める。だが、店主の杉谷は記憶をすべて失い、自分が何者かさえ分からない孤独を抱え込んでいた。出演は「悼む人」の井浦新、「愛を語れば変態ですか」の黒川芽以、「島々清しゃ(しまじまかいしゃ)」の山田真歩、「海のふた」の鈴木慶一、「笑う招き猫」の諏訪太朗。撮影を「永い言い訳」の山崎裕、音楽を「アレノ」の澁谷浩次が担当する。
佐伯一麦による同名小説を「海辺の生と死」の越川道夫監督が映画化。震災で何もかも失い福島の叔母の工務店に身を寄せる由実は、路地裏にある小さな飲み屋で働き始める。だが、店主の杉谷は記憶をすべて失い、自分が何者かさえ分からない孤独を抱え込んでいた。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年12月23日 |
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キャスト |
監督:越川道夫
原作:佐伯一麦 出演:井浦新 黒川芽以 天衣織女 鈴木晋介 杉山ひこひこ 内田周作 嶺豪一 信太昌之 玄覺悠子 足立智充 岡部尚 潟山セイキ 新名基浩 岩﨑愛 吉岡睦雄 礒部泰宏 宮本なつ 山田真歩 鈴木慶一 諏訪太朗 |
配給 | スローラーナー=フルモテルモ |
制作国 | 日本(2017) |
年齢制限 | R-18 |
上映時間 | 124分 |
(C)2017 佐伯一麦/「二十六夜待ち」製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-08-26
そして,震災と言う重いテーマをバックに小料理屋で働く二人の息が逢った処、井浦新の職人肌も見物何だ