パッション・フラメンコ 作品情報
ぱっしょんふらめんこ
現代フラメンコ界最高のフラメンコダンサー、サラ・バラス。革新的な舞台と、ルールを打ち破る姿勢が絶賛され、若くして世界中にその名が知れ渡った。本作は、パコ・デ・ルシア、アントニオ・ガデス、カルメン・アマジャ、カマロン・デ・ラ・イスラ、エンリケ・モレンテ、モライート・チーコというフラメンコ界に燦然と輝く6人のマエストロに捧げた『ボセス フラメンコ組曲』初演までの3週間と世界ツアーに密着。フランス・パリ、シャンゼリゼ劇場での初演は無事に成功。サラは、観客の反応やツアー先で触れた刺激を舞台に盛り込み、回を重ねるごとに内容を磨いていく。NYではローリング・ストーンズのサックスプレイヤー、ティム・ライスを迎えてのスペシャルなフラメンコを披露。東京では新人時代の彼女が踊ったタブラオ『エル・フラメンコ』でダンサーとしての原点に立ち返り、母国スペインでの晴れ舞台に臨む……。常に堂々たる姿で高速ステップを刻むサラだが、一方でスペインに残してきた幼い息子のホセに涙をこぼす瞬間も。過酷な人生を歩んだフリーダ・カーロに自らを重ねる女性ならではの苦悩。喜びも苛立ちも悲しみも、すべてをフラメンコに昇華させるサラの情熱の“声”を偉人たちに届ける一大スペクタクルは、熱狂の嵐を巻き起こしていく……。
「パッション・フラメンコ」の解説
現代最高峰のフラメンコダンサー、サラ・バラスを追ったドキュメンタリー。パコ・デ・ルシアやアントニオ・ガデスら6人の巨匠たちに捧げた『ボセス フラメンコ組曲』初演までの3週間と世界ツアーに密着。情熱と魂を“声”にして踊り続ける女王の挑戦に迫る。監督は、ジャーナリストでもあるラファ・モレスと、テレビプロデューサーとして15年のキャリアを持つぺぺ・アンドレウ。
現代最高峰のフラメンコダンサー、サラ・バラスを追ったドキュメンタリー。パコ・デ・ルシアやアントニオ・ガデスら6人の巨匠たちに捧げた『ボセス フラメンコ組曲』初演までの3週間と世界ツアーに密着。情熱と魂を“声”にして踊り続ける女王の挑戦に迫る。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年8月19日 |
---|---|
キャスト |
監督:ラファ・モレス
ペペ・アンドレウ
出演:サラ・バラス ホセ・セラーノ ティム・リース |
配給 | アルバトロス・フィルム |
制作国 | スペイン(2016) |
上映時間 | 95分 |
(C) 2016 NADIE ES PERFECTO BLINDSPOT
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「変わらぬ情熱」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-10-05
彼女のフラメンコ人生に、着火したのは東京だと言う。本国での大御所との出会いも又、東京だと言う。「努力しようとしない人間は私の前から消えて」と言い切るくらい、努力なしの天才はいないと大御所の背中を見て歩んで来たフラメンコ人生に、東京と言う、勤勉さの日本人精神が、彼女の奥に眠る火花にパッションの炎を灯したのかもしれない。努力なしにフラメンコを踊る使命は歩めない。日本では神を行じると言う言葉がある、まずは、考えず行動、努力。そこに神なる力は宿る。