ごはん 作品情報

ごはん

東京でOLとして働くヒカリ(沙倉ゆうの)の元に、父が急逝したとの報せが入る。父は京都で米作り農業を営んでいたものの、仕事に打ち込むあまり、幼い頃に母を亡くしたヒカリとはぎこちない関係にあった。葬儀のため京都に戻ったヒカリは、年老いた農家の人々に頼まれて生前に父が引き受けていた水田が30軒分(=15000坪)もあることを知って愕然とする。田植えから1ヵ月が経過した水田では、稲が順調に育っていた。“誰かが田んぼを見なければいかんのです”。足を怪我して入院中の青年・源八の頼みと、田を預かっている西山老人(福本清三)からの“お父さんがあんなに頑張ってた理由を知りとうはないか”との問いに、ヒカリは父が残した田を引き継ぐことを決意。米作りの経験も知識もなかったが、様々な人の助けと、昔から伝わる先人の知恵を借りて独り奮闘する。決して牧歌的とは言えない現代の米作り。それは広大な田んぼと、1人の女性との命がけの戦いだった。そんな中、仕事一筋に生きた不器用な父の思いを少しずつ理解し始めるヒカリ。やがて、秋の風が稲穂の間を吹き抜ける頃、想像もしなかった美しい奇跡が起こる……。

「ごはん」の解説

日本の米作りを巡る現状を背景に、農業を引き継ぐことになった若い女性の奮闘を描くドラマ。撮影に4年を費やし、米の生産過程をリアルに捉えた。父の死によって、京都に帰ってきたヒカリは、父が面倒を見ていた広大な水田を引き継ぐことを決意するが……。出演は「拳銃と目玉焼」の沙倉ゆうの、「太秦ライムライト」の福本清三。

「拳銃と目玉焼」の安田淳一監督が米作りをテーマに描くドラマ。父の訃報を受け、東京から実家の京都へ戻ったヒカリ。付近の農家の米作りを30軒分請けおっていた父だが、唯一の手伝いである源八が足を怪我してしまい、ヒカリは田んぼの面倒を見ようと決意する。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年1月21日
キャスト 監督安田淳一
出演沙倉ゆうの 井上肇 大渕源八 紅壱子 福本清三
配給 未来映画社
制作国 日本(2017)
上映時間 116分
公式サイト https://ja-jp.facebook.com/kenjutomedamayaki/

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最終更新日:2023-12-04 02:00:01

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