エル・クラン 作品情報
えるくらん
1983年、アルゼンチン。裕福で近所からも慕われるプッチオ家は父アルキメデス(ギレルモ・フランセラ)を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。そんなある日、二男アレハンドロが通う学校の友人の一人が誘拐され、姿を消してしまう。以降、彼らの周囲で金持ちだけを狙った身代金事件が多発。犯人が捕まらず近所に不安な空気が流れるなか、プッチオ家はいつもと変わらない生活を送っていた。ある夕飯の時間、アルキメデスは妻の作った料理をキッチンから食卓ではなく、なぜか2階の奥にある鍵のかかった部屋へと運んでいく……。
「エル・クラン」の解説
アルゼンチンで実際に起きた事件を映画化した第72回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞作。近所の人々から慕われるプッチオ一家の周辺で金持ちだけを狙った身代金事件が多発。住民たちが不安を募らせるなか、父アルキメデスは鍵のかかった部屋に食事を運んでいた。製作に「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。製作・監督・脚本は「セブン・デイズ・イン・ハバナ」のパブロ・トラペロ。出演は「瞳の奥の秘密」のギレルモ・フランセーヤ。
アルゼンチンで実際に起きた事件を映画化した第72回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞作。近所の人々から慕われるプッチオ一家の周辺で金持ちだけを狙った身代金事件が多発。住民たちが不安を募らせるなか、父アルキメデスは鍵のかかった部屋に食事を運んでいた。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2016年9月17日 |
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キャスト |
監督:パブロ・トラペロ
出演:ギレルモ・フランセーヤ ピーター・ランサーニ リリー・ポポヴィッチ ガストン・コッチャラーレ ジゼル・モッタ フランコ・マシニ アントニア・ベンゴエチェア ステファニア・コエッスル |
配給 | シンカ ブロードメディア・スタジオ |
制作国 | アルゼンチン(2015) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 110分 |
(C)2014 Capital Intelectual S.A. / MATANZA CINE / EL DESEO
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「猫のクロ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-02-05
犯罪者ファミリーの話にありがちな家族間の軋轢や倫理観との葛藤があり、最終的にファミリーは破滅するのだが、ファミリーのその後を見ると、民主主義がまだ根付かない場所ではしたたかな者ほど生き残る可能性が高い事がわかる。総合的にはまずまずの作品という感じだ