サムライと愚か者 オリンパス事件の全貌 作品情報
さむらいとおろかものおりんぱすじけんのぜんぼう
2011年、老舗光学機器メーカーのオリンパスの損失隠蔽が暴かれ、1300億円にも及ぶとされる不透明な支出と企業買収工作は、イギリスの重大不正捜査局(SFO)やアメリカの連邦捜査局(FBI)が動く事態となった。総合情報誌『FACTA』のスクープと社長兼CEOだったイギリス人マイケル・ウッドフォードの解任劇により明るみになったこの事件は、イギリスの『フィナンシャル・タイムズ』に不正疑惑記事が掲載されたのを皮切りに各国でも広く報じられ、日本社会の隠蔽体質のみならずジャーナリズムのあり方にも視線が注がれた。内部告発したマイケル・ウッドフォードの体験談、『FACTA』で事件をスクープした記者・山口義正、『フィナンシャル・タイムズ』の記者・ジョナサン・ソーブルらの証言を交え、事件の全貌に迫る。
「サムライと愚か者 オリンパス事件の全貌」の解説
老舗光学機器メーカーのオリンパスによる巨額の損失隠しと不透明な企業買収工作が明るみになった、オリンパス事件の内幕に迫るドキュメンタリー。不当解雇された英国人元社長の体験談や記者ら当事者のインタビューを交え、全貌を浮かび上がらせる。監督は短編「わたしが沈黙するとき」の山本兵衛。本作が初長編作品となる。イギリスのBBCなど5ヶ国の放送局の協力のもと制作され、「マン・オン・ワイヤー」を手がけたBBCのプロデューサー、ニック・フレイザーや、「地雷を踏んだらサヨウナラ」ほか数々の映画を製作してきた奥山和由らがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している。
2011年に起きたオリンパス損失隠蔽事件の真相に迫るドキュメンタリー。欧州各国の放送局による協力のもと、内部告発した元オリンパス代表のウッドフォード氏の証言や当事者へのインタビューを通して、事件の全貌、日本のメディアの問題を明らかにしていく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2018年5月19日 |
---|---|
キャスト |
監督:山本兵衛
出演:マイケル・ウッドフォード 山口義正 阿部重夫 ジョナサン・ソーブル 和空ミラー |
配給 | 太秦 |
制作国 | ドイツ フランス イギリス 日本 デンマーク スウェーデン(2015) |
上映時間 | 79分 |
公式サイト | https://samurai2018.com/ |
(C)チームオクヤマ/太秦
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「サムライと愚か者 オリンパス事件の全貌」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。