東京闇虫パンドラ 作品情報
とうきょうやみむしぱんどら
鬼塚結衣(篠崎愛)は、仲間とネットカフェで寝泊りしている家出少女。生活費と将来の夢のために、仲間とともに援交デリヘル嬢の仕事で稼いでいた。いつものように客を取り、とあるマンションに向かう結衣。そこで待っていたのは、高校教師の野々宮孝(牧田哲也)。教師という素性を知った結衣は、小心者で人の良さそうな野々宮を“学校にバラす”と脅迫し、彼の家に居座る。こうして、家出援交デリヘル嬢と高校教師の奇妙な同居生活が始まった。その一方で、仲間が客に殴られ、逃げられる事件が発生。援交デリヘル嬢は、客に何をされるか分からない体を張った危険な仕事だった。それでも結衣がこの仕事を続けるのには、理由があった。彼女のお腹の中には、赤ちゃんがいたのだ。子供を産んで、仲間たちと一緒に住む家を買うことが、彼女の夢。そのためには、稼がなければならない。だが、結衣と仲間たちは、自分たちだけで仕事をするのは限界があることを悟る。そんな時、仲間の1人であるななせ(百川晴香)が、“いざとなると頼りになる人がいる”と、ある男を結衣たちに紹介する。それは、鯖田(やべきょうすけ)というヤクザだった。鯖田は、彼女たちにボディーガードをつけ、金払いのいい上客も紹介すると申し出る。さらに、妊娠している結衣の体を気遣うかのように、結衣を仲間のリーダーにして打ち子に専念してはどうかと提案。仲間たちの同意もあり、結衣は鯖田を後ろ盾に、援交デリヘル嬢の打ち子をしてさらに稼いでゆく。だがそれは、結衣にとって、見えない闇地獄の入口だった……。
「東京闇虫パンドラ」の解説
本田優貴の同名コミックを実写映画化。男性を主人公にした原作とは視点を変え、援交デリヘル嬢として働くヒロインを中心に、闇社会へと落ちてゆく人々の姿を描く。出演は「パンツの穴 THE MOVIE 童貞喪失ラプソディ」の篠崎愛、「HK/変態仮面」の牧田哲也。監督は「奴隷区 僕と23人の奴隷」の佐藤佐吉。
本田優貴の連載中の同名漫画を、佐藤佐吉が前作「東京闇虫」より続投し、主人公を女性に替え実写化。デリヘル嬢で家出娘の結衣は、客の高校教師を脅して彼の家に居座る一方、仲間のななせに紹介されたヤクザ鯖田の一見甘い罠に絡めとられていく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年4月4日 |
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キャスト |
監督:佐藤佐吉
原作:本田優貴 出演:篠崎愛 牧田哲也 百川晴香 竹崎綾華 菊地優里 浅井雄一 増田修一朗 やべきょうすけ 豊原功補 |
配給 | エクセレントフィルムズ |
制作国 | 日本(2015) |
上映時間 | 91分 |
(C)2015「東京闇虫パンドラ」製作委員会
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