P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-06-13
ラジオでアルツハイマーに対する世間の偏見の話題が。その時矢張り本篇のシーンが
ありすのままで
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ラジオでアルツハイマーに対する世間の偏見の話題が。その時矢張り本篇のシーンが
知り合いが病に倒れて二十歳に戻って仕舞ったと云う噺を聴いた時にふと本篇の映画のシーンや〈博士のくれた数式〉の記憶が甦った。本篇ジュリアン・ムーアは言語学者の役,知人は歌い手,共に言葉を操る仕事丈に困難克服のリハビリと家族の支え,そのプロセスは大きなドラマ👩🎓
今朝のNHKラジオ深夜便人権問題interviewは若年性アルツハイマー患者に附いて。本篇で突然,学会発表時に失語症に陥った大学教授のアリスの姿が鮮明に甦って来た。患者に寄り添って生きる家族の場面と共に
更に,母と娘のプライベート8ミリフィルムのendingと喪われた記憶が浮かび上がる見たいな白地と黒地の静かなエンドロールも一際美しいんだ
だから此の主題は実に重いんだ…。映画や舞台化された「博士のくれた数式」と云う作品や映画「花いちもんめ」等も想い浮かべながら視聴した。恰かも記憶を象徴した様な白い文字が大きく浮かぶエンドロールのタイポグラフィーも素敵だったねぇ
そして,何だか本編を名画座で初見してから幾年、妻も探し物が多くなるし、周囲にもだんだん忍び寄るアリス的な症候群が…。本当に切実な問題を本作は提起してるんだけど,ラストシーンの家族の愛の言葉がkeywordだろう。悲観的に為らずに前向きな楽観主義も又,佳いー。⌛️
若しも、妻が若年性アルツハイマーになったらー、と言う想いで観ました。ジュリアン・ムーアとクリステン・スチュアートの母と娘のドラマも佳い!向日葵の様に明るく生きて行くラストシーンもまたー。クリステン・スチュアートは映画アクトレスでも、いい味を出していましたね。