千年の一滴 だし しょうゆ 作品情報
せんねんのいってきだししょうゆ
〈第1章「だし:大自然のエッセンス」〉日本の味の基本である“だし”は仏教の肉食禁止令のもと、肉に代わる“うまみ”を探し求めた人々がおよそ千年かけて、雄大な自然から見つけ出したものである。最新の食品科学は“だし”が健康に良く、理にかなっていることを明らかにしている。漁師や農家、禅寺、料亭、科学者など“だし”を巡る人々の営みを追い、大自然から“うまみ”のエッセンスを取り出してきた日本人の知恵を映し出す。〈第2章「しょうゆ:ミクロの世界との対話」」〉和食の“うまみ”がつまった調味料（しょうゆ・さけ・みりん・みそ）は、1種類のカビ“麹カビ”によって作られる。特撮を駆使したミクロの映像によって、千年にわたって磨かれた職人たちの知恵と、麹カビによる和食創世のドラマが綴られる。
「千年の一滴 だし しょうゆ」の解説
日本人が食とどう向き合ってきたのか、その歴史と風土を根源から見つめる日仏合作ドキュメンタリー。およそ千年かけて雄大な自然から見つけ出した“だし”にまつわる人々を追う第1章、調味料の基となる“麹カビ”をミクロの映像で捉えた第2章の2部構成で描かれる。監督は「ひめゆり」の柴田昌平。日本語ナレーションを「ぐるりのこと。」の木村多江と「女の子ものがたり」の奥貫薫が担当する。
NHKスペシャル『和食』を海外スタッフを交えて再編集したドキュメンタリー。仏教の影響から、肉に代わる“うまみ”の探求の末につくり出された“だし”と、時間をかけ育んだ麹菌を基に、職人らの知恵が凝縮された“しょうゆ”をめぐるドラマが展開する。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2015年1月2日 |
|---|---|
| キャスト |
監督：柴田昌平
出演：加藤宏幸 今給黎秀作 澤井久晃 助野彰彦 大野孝俊 三浦利勝 |
| 配給 | プロダクション・エイシア |
| 制作国 | 日本 フランス（2014） |
| 上映時間 | 100分 |
| 公式サイト | http://www.asia-documentary.com/dashi_shoyu/ |
(C)プロダクション・エイシア/NHK/Point du Jour/ARTE France.
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