トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で 作品情報
とぅーますとぎたーとからしにこふのはざまで
ベルベル人系の遊牧民族、トゥアレグ族はかつてサハラ砂漠を遊牧していたが、20世紀初めにフランスによる植民地政策が始まり、アルジェリア、ニジェール、リビア、マリ、プルキナファソの5つの国に分散した。そんな歴史を持つトゥアレグ族のムーサ・アグ・ケイナは、マリとニジェール国境地帯に位置するアザワ出身の元レジスタンス兵士。80年代、リビア、カダフィ大佐の元へ兵士としての訓練に参加するが、彼がそこで手に入れたものは、カラシニコフとギターであった。その後1993年に重傷を負ってフランスに避難したムーサは、反逆の精神と新しい音楽を携え砂漠に戻り、音楽で世界を変えようと現在ミュージシャンとしてバンド“トゥーマスト”を率いて活動を行っている。彼らの歴史は苦しみと流浪、反乱と不正義に汚された歴史であったと同時に、旅と癒しと希望の歴史でもあった。ムーサやトゥアレグの人々へのインタビューを通して、トゥアレグ族のアイデンティティ、サハラの今、そして自由のための闘いが綴られる。
「トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で」の解説
サハラ砂漠の遊牧民、トゥアレグ族のバンド“トゥーマスト”を追ったドキュメンタリー。バンドを率いる元レジスタンス兵士ムーサ・アグ・ケイナの生い立ちを通じてトゥアレグ族の近代史を辿りながら、苦しみと流浪、反乱と不正義に汚されたその歴史を塗り替えるため、音楽を武器に闘う彼らの姿を映し出す。監督はドミニク・マルゴー。
サハラ砂漠の遊牧民、トゥアレグ族のバンド“トゥーマスト”を追った記録映画。バンドリーダーのムーサは80年代、リビアのカダフィ大佐の下、兵士としての訓練を受ける。その中で培った反逆精神溢れるギター音楽で、世界を変えようと闘い続ける。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年2月28日 |
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キャスト |
監督:ドミニク・マルゴー
出演:トゥーマスト |
配給 | アップリンク |
制作国 | スイス(2010) |
上映時間 | 88分 |
公式サイト | http://www.uplink.co.jp/toumast/ |
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