うるう年の少女 作品情報
うるうどしのしょうじょ
売れない女優のエミ(小崎愛美理)は上京してかれこれ10年。いまだ芽が出る気配はないが、本人は自分の可能性を信じて疑わなかった。20××年のうるう年。12年ぶりに田舎に帰省したエミは、東京から取材で訪れていたカメラマン(渋川清彦)と知り合う。ひょんなきっかけで彼と行動を共にし始めたエミは、その自由奔放な生き様に憧れを抱いていく。一方、地元の友人たちはエミとは違い、青春時代の夢を忘れ、いつの間にか平凡な幸せを手に入れていた。エミはそんな友人たちを軽蔑しつつ、自分自身も将来が見えず30歳を迎える今、少しずつじわじわと選択を迫られる恐怖を感じるのだった。かつてエミの夢を応援してくれていた恋人や家族も今やプレッシャーを与える存在となり、一歩一歩、追いつめられていくエミ。そんな中、エミの前に昔の自分の姿がしばしば幻想として現れるようになる。ちょうど3回前のうるう年、女優への夢を抱き始めた頃のキラキラ輝く少女だった自分……。その幻想は次第に現実と重なり、やがて少女のエミの情熱が大人になったエミの心を揺さぶり始める……。
「うるう年の少女」の解説
映画専門学校・ENBUゼミナール主催のCINEMA PROJECT第3弾として製作されたヒューマンファンタジー。12年ぶりに帰郷した女優の前にかつての自分が幻想として現れ、現実と重なり出していく。監督・脚本は「放課後ロスト」「どうしても触れたくない」の天野千尋。出演は「Playback」の渋川清彦、「真夜中きみはキバをむく」の三河悠冴、「バサラ人間」の橋本遊、「集まった人たち」の池田薫、「モーメント」の九太朗、「サッドティー」の永井ちひろ。
ワークショップ「ENBUゼミナール・CINEMA PROJECT」にて制作された作品。上京してかれこれ10年の売れない女優・エミは12年ぶりに故郷へ帰省。そこで東京から取材で訪れていたカメラマン・多呂と偶然知り合い、共に行動を取ることになる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年11月8日 |
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キャスト |
監督:天野千尋
出演:小崎愛美理 佐藤岳人 三河悠冴 関菜月 野川雄大 上山翼 堀山俊紀 橋本遊 永井ちひろ 池田薫 九太朗 小沼雪乃 亀岡華子 渋川清彦 |
配給 | ENBUゼミナール |
制作国 | 日本(2014) |
上映時間 | 85分 |
公式サイト | https://enbuzemi.co.jp/cinemaproject/?page_id=334 |
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