バンクーバーの朝日 作品情報

「バンクーバーの朝日」の解説

戦前にカナダで差別や貧困と戦いながらフェアプレー精神を貫き人気を集め、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系人野球チーム『バンクーバー朝日』を描いた人間ドラマ。監督は「舟を編む」が第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品に選出された石井裕也。脚本は「おおかみこどもの雨と雪」の奥寺佐渡子。「ぼくたちの家族」でも石井監督と組んだ妻夫木聡が、製材所で働く日系二世の青年を演じる。ほか、「俺俺」の亀梨和也、「北のカナリアたち」の勝地涼、「漫才ギャング」の上地雄輔、「ぼくたちの家族」の池松壮亮ら野球経験者が集結。野球シーンは吹替えを使わず実際に俳優陣がプレーしている。フジテレビ開局55周年記念作品。

戦前のカナダで暮らす日本人を鼓舞した実在の野球チームの秘話を、若手実力派監督、石井裕也が映画化。新天地を夢見て海を渡るも差別や貧困にあえぐ日本人にとって、肉体的ハンディを強みに転じる“朝日”の快進撃は、希望や勇気をもたらしていた。

公開日・キャスト、その他基本情報

(C)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会

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