小川町セレナーデ 作品情報
おがわちょうせれなーで
とある町に佇む小さな“スナック小夜子”には、今夜もその灯りを求めて常連客が集ってくる。ちょっと疲れた人、ちょっと寂しい人、ちょっと酔っぱらいたい人……。流行っているとはいえないものの、このさびれた“スナック小夜子”が醸し出す雰囲気はどこか懐かしく、来る人に癒しの時間を与えていた。“スナック小夜子”がオープンしたのは、ママの真奈美(須藤理彩)がシングルマザーとして娘の小夜子(藤本泉)を育てるためだった。20年前、おかまのショーパブで舞台スタッフをしていた真奈美は、スターダンサーだったエンジェル(安田顕)と仕事仲間として唯一無二の友情を分かち合っていた。だがエンジェルが本当の女性に生まれ変わるためタイへ出発する前夜、シャンパンで酔っぱらった二人は、いつのまにか男女の関係に……。生まれた娘・小夜子は、自分の父親のことは知ることもなく成長し、高校卒業とともに母を残して東京でひとり暮らしを始める。数年後、いくつかの恋に破れ、小夜子は実家に戻ってくるが“スナック小夜子”が借金だらけで閉店しなければならないことを知る。そんな中、小夜子とホステスの亮子は、隣町で大人気のおかまバー“シャープ”をまねて、偽おかまバーとして再起をかけようと決意。その計画を真奈美に猛反対された小夜子は、母の昔の友人エンジェルに力を貸してほしいと懇願するのだった。その数日後、エンジェルはミラーボールとともに“スナック小夜子”にやってくる。エンジェルの厳しい指導のもと、小夜子と亮子は“偽おかまダンサー”として大変身。毎夜多くの客が足を運び“偽おかまバー”作戦は大成功と思えたが……。
「小川町セレナーデ」の解説
母親が経営するスナックが借金によって閉店間際であることを知った娘が、偽おかまバーとして再起をかける姿を描くハート・ウォーミングドラマ。監督は、本作で劇場映画デビューを飾る原桂之介。出演は「僕等がいた」の須藤理彩、「坂本君は見た目だけが真面目」の藤本泉、「HK 変態仮面」の安田顕、「映画 体脂肪計タニタの社員食堂」の小林きな子。
女手ひとつで自分を育てた母が営むスナックが、借金だらけだと知った小夜子。店を偽オカマバーにして再起させようと考えて母の友人であるオカマのエンジェルに協力を求めるが、“彼女”は小夜子の父親だった。実力派共演のヒューマンドラマ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年10月4日 |
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キャスト |
監督:原桂之介
出演:須藤理彩 藤本泉 安田顕 小林きな子 高橋洋 阿部進之介 濱田ここね 大浦龍宇一 金山一彦 |
配給 | アイエス・フィールド |
制作国 | 日本(2014) |
上映時間 | 119分 |
(C)2014「小川町セレナーデ」製作委員会
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