ナチ刑法175条 作品情報

なちけいほうひゃくななじゅうごじょう

ナチ刑法175条のイメージ画像1

かつてドイツで施行されていた同性愛者を差別する刑法175条。同法により、特にナチ支配下で男性同性愛者が弾圧されていた事実を、6人のゲイとひとりのレズビアンが証言。当時、約10万人が捕まり、1万から1.5万人が強制収容所に送られ、強制労働や医学実験に使われた結果、生存者はおよそ4000人。本作製作時には生存が確認出来たのは僅か10名に満たなかった。強制収容所での体験を告白するハインツ、フランス人ピエールは自分のボーイフレンドが虐殺されるのを目撃、ユダヤ人のガドは地下抵抗組織の指導者としての経験を語る。

「ナチ刑法175条」の解説

1871年に制定され、1994年まで存在した同性愛を禁止するドイツの刑法175条により、ナチス・ドイツで迫害された同性愛者たちを追ったドキュメンタリー。なぜ国家によって同性愛は禁止されたのか。歴史に隠された一面を明らかし、人間の自由と尊厳を問いかける。監督は「ハーヴェイ・ミルク」のロブ・エプスタインと、同作のスタッフだったジェフリー・フリードマン、ナレーションを「アナザー・カントリー」のルパート・エヴェレットが担当。2001年山形国際ドキュメンタリー映画祭にて『刑法175条』のタイトルで上映された。

ナチ刑法175条のイメージ画像1 ナチ刑法175条のイメージ画像1 ナチ刑法175条のイメージ画像1

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2024年3月23日
キャスト 監督ロブ・エプスタイン ジェフリー・フリードマン
配給 パンドラ
制作国 アメリカ(1999)
上映時間 81分
公式サイト http://www.pan-dora.co.jp/paragraph175/

予告編動画

※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ナチ刑法175条」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2024-08-09 02:00:12

広告を非表示にするには