P.N.「ハナモモ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2021-05-25
心温まる映画と思いきや、ラストは胸が苦しくなりました(;´д`)
ちょこれーとどーなつ
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心温まる映画と思いきや、ラストは胸が苦しくなりました(;´д`)
実写ですが設定だけで物語はフィクションと知り、ホッとしました。
そして,本篇の最後に弁護を引き受けた黒人弁護士が言う「習った教科書に正義は無いと教わらなかった?」「でも闘いは続くのさ」と言い放つ。ささやかな記事を手紙で裁いた側の人々に送り其れを読んで居るシーンが挿入される。ハッピーエンドでは無かったのに一抹の勝利感と希望の光差す瞬間だったんだなあ
本編の様にゲイで有る事をカミングアウトした人物のドキュメンタリーが、是枝裕和監督のテレビマン・ユニオン時代の「彼のいない八月が」だった。其れは亡くなる前に本を上梓し生きる事に前向きで楽天的だった彼を追い続けた…。病院のベットでの口実筆記でエッセイの最終回を書き上げた後の八月十五日のヴィデオ・モニターには沖縄songの「花」を愛した彼の姿は無かったー。本のタイトルは「もう少し生きたい!」と編集者が命名したが彼はもっともっと生きて居たかった見たいだ。作品として映像で刻まれた人生、本編のモチーフと重なる要素の多い感動篇だ。
時代は変わる 。とても素晴らしいお話です。偏見はありました。正直、同性愛者と障がい者の話なので、人に勧められていなかったら見ようとは思わなかったです。後から知った事ですが、監督は17歳のカルテと同じ監督でした。精神障がい者を題材にした類の映画かと思いました。ぽっかりと開いた心の穴が愛で満たされていきました。生きる希望がもらえます。ハッピーエンドではないけれど、幸せはたくさん描かれてあります。寂しさがあるから幸せの引き立つ素晴らしい映画でした。
アランカミングが主役の作品位の情報で見たら、悲しみに心がやられた。こんなに悲しくなると知っていたら見なかったかも(久々に兎目)。良い映画に良い音楽は付き物で本作も作品を暖かにする心地よいものだった。時代が違えば許されたかもしれないし、幸せな子供が一人増えただろう。もし実際の児童が作品と同じ境遇ならいたたまれないし何とかして助けたかった。少なくとも自分の周りの子供は大事にしようと改めて思う。