無人地帯 作品情報
むじんちたい
津波と原発事故発生の翌日には避難が命じられ、無人の土地にされたはずの20km圏内の地域。2011年の春、大地の営みはなんら変わらず、春の訪れとともに桜が咲き誇っていた。そんな美しい四季を誇る故郷に、もう住めないだろうと言われている。その現実に直面した人々は、生活と文化と歴史を奪われた。原発から40km離れていたにもかかわらず、大地をひどく汚染された飯館村も、故郷を離れる時が刻一刻と近づいていた。破壊された風景と、それでもそこに住み続ける人々をカメラは見つめ、その真実の声を拾っていく。
「無人地帯」の解説
原発事故による汚染で立ち退きを迫られた飯館村の風景と、そこに住み続ける人々の姿を追ったドキュメンタリー。監督は、「映画は生きものの記録である 土本典昭の仕事」の藤原敏史。朗読は、「スウィート ヒアアフター」のアルシネ・カーンジャン。ベルリン国際映画祭、東京フィルメックス他、国際映画祭に多数出品。
震災発生後に立ち入り禁止地域に訪れた春の風景と対照させ、無残に破壊されて変わり果てた街や、震災以降もその場に住み続けようとする人々を映し出したドキュメント。アトム・エゴヤンのパートナーで女優のアルシネ・カーンジャンが朗読で参加。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年2月1日 |
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キャスト | 監督:藤原敏史 |
配給 | シグロ |
制作国 | 日本 フランス(2012) |
上映時間 | 105分 |
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