イップ・マン 最終章 作品情報
いっぷまんさいしゅうしょう
裕福な家庭に育った葉問は、幼い頃から中国武術の一種・詠春拳の修練を積み、やがて達人にまでなっていく。しかし戦争が勃発。家は日本軍に接収される。終戦後、ほどなくして国民党と共産党の対立が激化。1949年、葉問は生活費を稼ぐために愛する妻ウィンセン(アニタ・ユン)や子を置いてイギリス植民地となっていた香港へ渡り、労働組合の屋上を借りて詠春拳を教え始める。やがて中国と香港の境界線が閉ざされ、ウィンセンと会う機会が失われてしまう。ついには彼女の死に立ち会えず深く苦しむ葉問だったが、どことなくウィンセンに似た歌手・ジェニーの存在に救われていく。そんな折、弟子の一人が困窮から逃れるために、無法地帯となっていた九龍城のボスが主催する闇試合へ身を投じる。彼を助けるために他の弟子たちとともに葉問は乗り込むが……。
「イップ・マン 最終章」の解説
中国武術の一種・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師であるイップ・マンに焦点を当てるシリーズの最終章。愛する家族と離れ離れになりながら詠春拳の教えを広めていく晩年を、彼が移り住んだ香港の情景を交えながら描く。監督は「イップ・マン 誕生」「八仙飯店之人肉饅頭」のハーマン・ヤウ。苦境に立たされながらも後進の育成に力を注ぐ主人公を「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」「インファナル・アフェア」のアンソニー・ウォンが、主人公の妻を「恋する天使」「君さえいれば/金枝玉葉」のアニタ・ユンが、主人公の良きライバルを「孫文の義士団」「インファナル・アフェア」のエリック・ツァンが演じている。
ブルース・リーの師匠でもあった実在の武術家、イップ・マンの晩年期を描いたカンフーアクション。妻子を中国広東省に残し、香港で詠春拳の道場を始めたイップ・マン。次第に弟子たちも増えるが、妻が亡くなったのを知り精神を病んでしまう。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年9月28日 |
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キャスト |
監督:ハーマン・ヤウ
出演:アンソニー・ウォン ジリアン・チョン ジョーダン・チャン エリック・ツァン イップ・チュン アニタ・ユン チョウ・チュウチュウ ホン・ヤンヤン ケン・ロー マーベル・チャウ |
配給 | 日活 |
制作国 | 香港(2013) |
上映時間 | 100分 |
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