P.N.「真浦塚真也」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2016-11-13
全体の重厚感が物凄い。映像も綺麗。
ただ、心に刺さるものがイマイチ足りないかなぁ。
ゆるされざるもの
総合評価3点、「許されざる者(2013)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
全体の重厚感が物凄い。映像も綺麗。
ただ、心に刺さるものがイマイチ足りないかなぁ。
本家にどっぷりハマり、予告編に「まんますぎねーか」などと思いましたが、良かったです。「椿三十郎」のあまりの「まんま」っぷりには呆れ(おまけにつまらん)怒りすら覚えましたが、これは違いました。きちんと「翻案」になっていました。…いや、なんか違うな、そんなことではない。ウィリアム・マニーではなく釜田十兵衛の物語でした。そして、個人的な感想を書くのも違うと思いますが、素晴らしい作品でした。
イマイチでした、
監督李相日、主演渡辺謙ときたら否が応でも期待してしまいましたが、見事に大コケでした。キャスト、美術、音楽、カメラワーク等それぞれが重厚なのですが統一感がない。みんな別々に仕事をしてる。思うに制作総指揮にワーナージャパンの社長がかんでたり、いろんなしがらみの中で監督が身動き取れなくなったような気がします。マイノリティに視点を当ててるのは唯一のあがきみたいな。柳楽優弥の演技は眼力が印象的でよかったです。
スゲーなんか知らんけどスゲー迫力、映像もこれって本当にニッポン?って思ちゃう位ッス、李監督感謝感激ッス、渡辺謙さん、佐藤浩市さん、スゲーカッケーッス、一度は観でけろ