偽りなき者 作品情報
いつわりなきもの
離婚と失業の試練を乗り越え、幼稚園の教師という職に就いたルーカス(マッツ・ミケルセン)は、ようやく穏やかな日常を取り戻した。しかしある日、親友テオ(トマス・ボー・ラーセン)の娘クララ(アニカ・ヴィタコプ)の作り話によって、ルーカスは変質者の烙印を押されてしまう。幼いクララの証言を、町の住人のみならず、親友だと思っていたテオまでもが信じて疑わなかった。無実を証明できる手立てのないルーカスの言葉に、耳を貸す者はいない。仕事も親友も信用も失ったルーカスは、小さな町ですっかり孤立してしまう。彼に向けられる憎悪と敵意はエスカレートし、一人息子のマルクス(ラセ・フォーゲルストラム)にまで危害が及ぶ。ルーカスは、無実の人間の誇りを失わないために、ひたすら耐え続ける生活を余儀なくされる。クリスマス・イブ、追い詰められたルーカスはある決意を胸に、町の住人たちが集う教会へ向かう……。
「偽りなき者」の解説
無実の罪を着せられた男の孤独な戦いを描くヒューマンドラマ。監督は、「光のほうへ」のトマス・ヴィンターベア。出演は、「007/カジノ・ロワイヤル」のマッツ・ミケルセン、「セレブレーション」のトマス・ボー・ラーセン。2012年カンヌ国際映画祭で主演男優賞、エキュメニカル審査員賞、ヴァルカン賞を受賞。
「光のほうへ」のトマス・ヴィンターベアが放つ衝撃作。離婚と失業の苦難を乗り越え、平穏な生活を取り戻したルーカス。ところが、親友の娘の作り話がきっかけで“変質者”の烙印を押されてしまう。必死に身の潔白を訴えるルーカスだったが……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年3月16日 |
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キャスト |
監督:トマス・ヴィンターベア
出演:マッツ・ミケルセン トマス・ボー・ラーセン アニカ・ヴィタコプ ラセ・フォーゲルストラム スーセ・ウォルド ラース・ランゼ |
配給 | キノフィルムズ |
制作国 | デンマーク(2012) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 115分 |
(C)2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden.
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ユーザーレビュー
総合評価:4.75点★★★★☆、4件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-02-05
そして,子どもを狂言回しにして愚かな大人社会の偏見の強さを諷刺している本編…。濡れ衣が晴れたにせよ,原罪を背負って生きて行く姿は決してイノセントでは無い!衝撃のラストシーンはエニグマを観客に遺す,果たして彼は潔白なのかと…?