ハル(2013) 作品情報

はる

近未来の京都。ハル(声:細谷佳正)とくるみ(声:日笠陽子)の幸せな日々は、ハルの乗っている飛行機の事故により突如終わりを告げた。けんかして仲直りしないままハルを永遠に失ったくるみは、生きる力をなくし心を閉ざす。彼女が笑顔を取り戻すよう、ハルそっくりのヒト型ロボットのキューイチ<Q01>がくるみの前に現れ、くるみとともに暮らし始める。しかしくるみは固く心を閉ざしたまま。ふと、ロボットのハルはルービックキューブを見つける。それは、かつてくるみが自分の願いを書いたものだった。ルービックキューブの色がそろうたびに知る彼女の思いを手がかりに、ロボットのハルは奮闘する。自分を作った荒井博士や周囲の人々の助けを借りて、人について、そしてくるみについて知っていくロボットのハル。次第にくるみの頑なな心はほぐれ、少しずつ二人の距離は縮まっていくが……。

「ハル(2013)」の解説

事故で恋人を失った女性と、死んだ恋人とそっくりなロボットが同居し、次第に心を通わすラブストーリーを描いたアニメ。監督はTVアニメ『ギルティクラウン』『四畳半神話大系』などの各話絵コンテ・演出を務めた牧原亮太郎。本作が初監督作品となる。脚本はTVドラマ『Q10(キュート)』の木皿泉。『アオハライド』などの人気漫画家・咲坂伊緒がキャラクター原案を手がける。恋人を失い生きる希望をなくした女性の声を「映画 けいおん!」の日笠陽子、事故で亡くなった恋人および彼とそっくりで彼女を理解しようとするロボットの声を「劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」の細谷佳正が担当。制作はTVアニメ『進撃の巨人』のWIT STUDIO。

プロダクション I.Gから独立したWIT STUDIOによる初の劇場中篇アニメ。最愛のハルを飛行機事故で失ったくるみは失意の日々を送っていた。彼女の笑顔を取り戻したいヒト型ロボットQ01はハルそっくりの“ロボハル”として暮らすことにするが。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年6月8日
キャスト 監督牧原亮太郎
出演(声)細谷佳正 日笠陽子
配給 松竹
制作国 日本(2013)
上映時間 50分

(C)2013 ハル製作委員会

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最終更新日:2022-07-26 11:03:29

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