つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 作品情報

つやのよるあるあいにかかわったおんなたちのものがたり

艶という女と大島に駆け落ちして結婚した松生春二(阿部寛)は、奔放な妻の不貞に悩まされてきた。そんな艶が病に冒され、昏睡状態に陥る。何度裏切られても献身的に愛してきた松生は、彼女を失うことに耐えられない。彼は、過去に艶が関係を持った男たちに、愛の深さを確かめようと思いつく。東京で一見平穏な生活を営む何組かのカップル&家族に突然もたらされた艶の話。松生の元妻・早千子(大竹しのぶ)は、娘の麻千子(忽那汐里)から大島へ行くことを提案される。大島の美容院で働き、松生とも面識がある百々子(真木よう子)は、艶がストーカーとなって追いかけた男の恋人だが、艶に対する松生の愛を見て、自分の恋に対する自信が揺らぐ。1年前に自殺した夫が艶の愛人だった可能性がある橋川サキ子(風吹ジュン)は、夫の死の理由を探し求めていたが、松生からの連絡を受けて、大島行きを決意する。艶の最初の夫の愛人・橋本湊(野波真帆)は、不動産会社に勤務しているが、艶と自分のどちらが愛されているのかを確かめようと考える。艶の従兄の妻・石田環希(小泉今日子)は、小説家である夫の作品の登場人物が、艶をモデルにしているという話を耳にし、さらに松生からの電話で夫と艶の関係を疑い始める……。夫の、恋人の、父のそれぞれの様子から、艶という未知の女との肉体関係を感づいてしまった女たちは、突然自分たちの人生に割り込んできた艶という存在に困惑する。目の前に見えているはずの“大切な人”が知らない顔を見せた時、人は愛を確かめ、見つめ直す……。

「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」の解説

直木賞作家・井上荒野の小説を「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が映画化。艶という1人の女性を中心に、様々な女性たちの愛に関する人間模様が繰り広げられる。出演は「テルマエ・ロマエ」の阿部寛、「一枚のハガキ」の大竹しのぶ、「毎日かあさん」の小泉今日子、「外事警察 その男に騙されるな」の真木よう子。

行定勲が井上荒野の同名小説を映画化したラブストーリー。松生春二は艶と駆け落ちしたが、一方で艶の奔放さに悩まされていた。そんな中、艶が昏睡状態に。松生は艶が過去に関係を持った男たちに、彼女の死期が近づいていることを伝えようと考える。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年1月26日
キャスト 監督行定勲
原作井上荒野
出演阿部寛 小泉今日子 野波麻帆 風吹ジュン 真木よう子 忽那汐里 大竹しのぶ 羽場裕一 荻野目慶子 岸谷五朗 渡辺いっけい 永山絢斗 奥田瑛二 田畑智子 水橋研二 藤本泉 小松和重 須賀貴匡 片岡富枝 しのへけい子 原日出子 三浦誠己 柏原収史 池谷のぶえ 松本じゅん 時任亜弓 白川和子 水崎綾女 高畑充希 野間口徹 大島葉子 横山幸汰
配給 東映
制作国 日本(2012)
年齢制限 R-15
上映時間 138分

(C) 2012「つやのよる」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、4件の投稿があります。

P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2022-01-19

艶に関わった人達のオムニバス形式の内容。実力派の役者さんばかりで見応えはあるけど、なんか薄く感じてしまいました。音楽は良かったと思います。

最終更新日:2022-07-26 11:03:29

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