菖蒲 作品情報
しょうぶ
みずみずしい光を放つ大河を望むポーランドの小都市。長年連れ添ってきた町の医師(ヤン・エングレルト)と妻のマルタ(クリスティナ・ヤンダ)は、ワルシャワ蜂起の際、ふたりの息子を亡くしたことで互いに距離ができてしまっている。そんな中、夫は自身の診断で妻が重篤な病状であることを知るが、妻へは告白できずにいた。春が終わり、夏が訪れようとしていたある日、マルタは川岸のカフェで、美しい青年ボグシ(パヴェウ・シャイダ)を見かける。彼との出会いで、マルタは失ってきたものを反芻しながら、心のざわめきを感じるのだった……。
「菖蒲」の解説
ヤロスワフ・イワシキエウィッチの同名短編小説を「カティンの森」のアンジェイ・ワイダ監督が映画化。医師の妻と若い男の交流を中心に、撮影中、実際に夫を病死で亡くした主演女優クリスティナ・ヤンダのモノローグ、本作におけるワイダ監督の演出風景を織り交ぜながら、“生と死”をとおして生きることの源泉を描き出す。
「尼僧ヨアンナ」の作者ヤロスワフ・イヴァシュキェヴィチの同名小説を基にした人間ドラマ。ポーランドの小さな街。医師は妻のマルタが重篤な症状であることを告げられずにいた。ある日、マルタはカフェで年下の若者ボグシに出会い惹かれていく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年10月20日 |
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キャスト |
監督:アンジェイ・ワイダ
原作:ヤロスワフ・イワシキエウィッチ 出演:クリスティナ・ヤンダ パヴェウ・シャイダ ヤドヴィガ・ヤンコフスカ=チェシラク ユリア・ピェトルハ ヤン・エングレルト |
配給 | 紀伊國屋書店=メダリオンメディア |
制作国 | ポーランド(2009) |
上映時間 | 87分 |
(C)映画「菖蒲」All Rights Reserved
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