伏 鉄砲娘の捕物帳 作品情報
ふせてっぽうむすめのとりものちょう
田舎の山で猟師として育てられた14歳の少女、浜路(声:寿美菜子)は、祖父の死をきっかけに山を下りる。彼女が兄の道節(声:小西克幸)を頼って向かったのは、水都・江戸。見るもの聞くもの初めてづくしのこの街で、彼女は奇妙な噂を耳にする。それは、人と犬の血を引き、人に化けて暮らし、人の生珠(=いきだま)を食らう“伏”と呼ばれる者たちの存在と、彼らが引き起こす凶悪事件のことだった。道節の家を探す浜路は、やがて犬の仮面をつけた白い髪の青年、信乃(声:宮野真守)と出会う。信乃の道案内で道節の家に辿り着く浜路。侍になるために江戸に出てきたものの、志半ばで夢破れて浪人生活を送っていた道節は、優れた猟銃の腕前を持つ浜路とともに“伏狩り”で出世しようと考える。“伏狩り”を通じて、浜路は瓦版売りの少女、冥土(声:宮本佳那子)と出会い、さらに深川一座の看板役者として舞台に立つ信乃とも次第に心を通わせてゆく……。
「伏 鉄砲娘の捕物帳」の解説
『南総里見八犬伝』を下敷きにした桜庭一樹の小説『伏 贋作・里見八犬伝』をアニメーション映画化。人と犬の血を引く“伏”と呼ばれる者たちと、彼らを追う少女の交流を描く。声の出演は「映画 けいおん!」の寿美菜子、「009 RE:CYBORG」の宮野真守。宮地昌幸監督(『亡念のザムド』)の劇場用映画デビュー作。
直木賞受賞作家・桜庭一樹が『南総里見発見伝』を独自に解釈した同名小説をアニメ映画化。人と犬の血を引き、人に化けて暮らしながら人の生珠を喰らう“伏”に属する青年・信乃と、“伏”を狩る猟師の少女・浜路との不思議な関係を描き出す。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年10月20日 |
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キャスト |
監督:宮地昌幸
原作:桜庭一樹 出演(声):寿美菜子 宮野真守 宮本佳那子 小西克幸 坂本真綾 水樹奈々 神谷浩史 野島裕史 藤原啓治 阿部敦 浜田賢二 梅津秀行 納谷六朗 |
配給 | 東京テアトル |
制作国 | 日本(2012) |
上映時間 | 110分 |
(C) 桜庭一樹・文藝春秋/2012映画「伏」製作委員会
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