私の少女時代 作品情報

わたしのしょうじょじだい

1960年代後半、中国のある都市。5歳の時の病で下半身が麻痺、学校へ行くことができない少女ファン・タン(リー・イーシャオ)は、いつも窓際のベッドで本を読み勉強していた。そんなある日、ファン・タンはアコーディオンを弾く青年リー・ジャン(ワン・イー)と出会い親しくなる。だがまもなく文化大革命によって、二人は別々の場所へ引き離されてしまう。リー・ジャンは大好きな本も読めず鬱々とした日々を過ごしていたが、ファン・タンは鍼灸の本を読み独学で治療法を習得、無医村の下放地で彼女は重宝されるようになる。治療を受ける人が列をなし、土地の子供たちとも打ち解けていくファン・タン。聾唖のシャオジンライの父親が、彼女のために車椅子を作ってくれ、往診にも行けるようになった。だがファン・タンのいちばんの願いはシャオジンライが話せるようになることだった。鍼灸には聾唖を治す治療もあり、ファン・タンは何度も治療を施すがシャオジンライが言葉を発することはなかった。数年後、文化大革命も終わりを告げ、ファン・タンの家族は元の家に戻ることになる。村の人々は彼女との別れを惜しみ、子供たちも涙ながらに見送るが、そこにシャオジンライの姿はなかった……。

「私の少女時代」の解説

中国のヘレン・ケラーといわれる中国障害者連合会の女性会長チャン・ハイディーが、自身の自伝的小説『車椅子の上の夢』を自ら脚色したヒューマンドラマ。文化大革命時の中国を舞台に、障害を持つ少女が独学で鍼灸を習得し、無医村の医者として慕われていく姿を描く。2012年10月6日より開催される『中国映画の全貌2012』で上映。

“中国のヘレンケラー”と称される、中国障害者連合の女性会長チャン・ハイディーによる自伝的小説を映画化。60年代後半、病で自由に動けない少女、ファン・タンは青年、リー・ジェンと仲良くなるも、党の方針によりふたりは別々の地へ行くことに。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年10月6日
キャスト 監督チャオ・ホイリー フェン・ゼンジ
原作チャン・ハイディー
出演リー・イーシャオ ワン・イー
配給 オリオフィルムズ
制作国 中国(2011)
上映時間 102分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:30

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