愛について、ある土曜日の面会室 作品情報
あいについてあるどようびのめんかいしつ
サッカーに熱中する少女ロール(ポーリン・エチエンヌ)は、風変わりな少年アレクサンドル(ヴァンサン・ロティエ)と出会い、恋に落ちる。ところがある日、アレクサンドルが警察に逮捕されてしまう。刑務所に収容された彼に面会を求めるロールだったが、未成年には成人の付き添いが必要と断られ、想いを募らせてゆく。やがて、病院スタッフのアントワンと偶然知り合った彼女は、付き添いを頼んで面会に向かうが……。不器用なステファン(レダ・カテブ)は仕事も恋人との関係もうまくいっていなかった。ある日、暴漢に襲われた恋人を助けてくれたピエール(マルク・バルベ)と知り合う。彼はステファンの顔を見るなり、“親友と瓜二つだ”と驚きを示し、刑務所に入れられているその親友と入れ替わってくれないか、という奇妙な依頼を持ちかけてくる。多額の報酬にステファンの心は揺らぐが、その代償はあまりにも大きく……。アルジェリアに住むゾラ(ファリダ・ラウアッジ)に、フランスで暮らす息子が殺されたという報せが届く。彼女は死の真相を探るために、加害者の姉セリーヌ(デルフィーヌ・シュイヨー)と偶然を装って接触し、真実を隠したまま交流を深めてゆく。ある日、誰も刑務所にいる弟の面会に訪れないと嘆くセリーヌに、自分が会いに行くことを提案する。そしてゾラは母親として、知ることのなかった息子の人生を辿ってゆくことになる……。ある土曜日の朝、3人はそれぞれの悲しみや痛みを受け入れ、運命を切り開くために刑務所の面会室へと向かう……。
「愛について、ある土曜日の面会室」の解説
フランスのマルセイユを舞台に、同じ日、同じ刑務所で面会する3組の受刑者と面会人の姿を通して、様々な愛の形とそれぞれの人間模様を描き出す。出演は「ジョルダーニ家の人々」のファリダ・ラウアッジ、「預言者」のレダ・カテブ、「誘惑/セダクション」のポーリン・エチエンヌ。監督のレア・フェネールは本作で長編デビュー。
マルセイユで暮らすロールは初恋の人アレクサンドルが逮捕されるも、未成年のため刑務所に面会に行けない。その頃、同じ町で暮らすステファンは、仕事がうまくいっていないところに自分と瓜二つの受刑者と入れ替わるという仕事を持ちかけられる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年12月15日 |
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キャスト |
監督:レア・フェネール
出演:ファリダ・ラウアッジ デルフィーヌ・シュイヨー レダ・カテブ ディナーラ・ドルカーロワ マルク・バルベ ポーリン・エチエンヌ ヴァンサン・ロティエ ジュリンアン・リュカ ミカエル・エルベルディング |
配給 | ビターズ・エンド |
制作国 | フランス(2009) |
上映時間 | 120分 |
(C)2012 HATES, LLC. All Rights Reserved.
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