聴こえてる、ふりをしただけ 作品情報
きこえてるふりをしただけ
11歳のサチ(野中はな)は、事故により突然母を失った。周囲の大人たちはサチに慰めの言葉をかけるが、サチは気持ちを整理させることができずにいた。母に会いたいというもはや叶えることのできない思いを抱えるサチ。日常は過ぎ去っていくが、まるで彼女だけ時間が止まったかのようだった。そんなある日、サチの元にお化けを怖がる転校生がやってくる……。
「聴こえてる、ふりをしただけ」の解説
第62回ベルリン映画祭『ジェネレーションKプラス』部門(11歳~14歳の子どもの審査員により賞を選出)に出品され、準グランプリにあたる子ども審査員特別賞を受賞したヒューマンドラマ。監督は、ENBUゼミナール卒業作品として制作された短編「ゆめの楽園、嘘のくに」が2008年度京都国際学生映画祭準グランプリを獲得、精神科の看護婦として働きながら2児を育てており、本作が長編初監督作品となる今泉かおり。自身の11歳の頃の記憶を基に、母を突然亡くした少女の深い喪失感と再生までの道のりを丹念に追う。本作は第7回シネアスト・オーガナイゼーション大阪(CO2)の助成対象作品に選ばれ制作された。
「ゆめの楽園、嘘のくに」で注目を集め、ベルリン国際映画祭で高く評価された今泉かおりによる喪失と再生のドラマ。不慮の事故で母親を亡くし悲しみにくれている11歳の少女・サチは、整理しきれない気持ちを抱きながら、毎日を過ごしていた。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年8月11日 |
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キャスト |
監督:今泉かおり
出演:野中はな 郷田芽瑠 杉木隆幸 越中亜希 矢島康美 唐戸優香里 |
配給 | アップリンク |
制作国 | 日本(2012) |
上映時間 | 99分 |
公式サイト | http://www.uplink.co.jp/kikoeteru/ |
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