黒駒勝蔵 明治維新に騙された男 作品情報
くろこまのかつぞうめいじいしんにだまされたおとこ
徳川300年の歴史に終わりを告げ、明治という新しい時代の波が訪れた時代、黒駒勝蔵(愛川欽也)という渡世人がいた。勝蔵は情に弱くて涙もろく、騙されやすい男だったが、6、70人の子分を抱える関東甲信越の大親分で、甲州から駿州、遠州までその名を轟かせていた。勝蔵は討幕運動に影響を受け、官軍側について戊辰戦争に参加する。世渡り上手の清水次郎長と対峙しつつ、汚い部分も一手に引き受け、子分の大半を失いながら功績をあげる。勝蔵は功績に対し恩賞を求めるが、新政府としては博徒を官職につける訳にもいかない。勝蔵は過去の悪事を理由に捕えられ、処刑されてしまう。
「黒駒勝蔵 明治維新に騙された男」の解説
吉永仁郎の小説『勤皇やくざ瓦版』を、「トラック野郎」シリーズの俳優・愛川欽也が製作・監督・脚色・主演の4役を務め映画化した時代劇。官軍側について戊辰戦争に参加した甲州博徒の大親分・黒駒勝蔵の生き様を描く。共演は、「昭和の紅い灯」の任漢香、「いつも二人」の森朝子、OV『禁断の女子刑務所』の田村耕一。
愛川欽也が製作、監督、脚色、主演を務め、吉永仁郎の戯曲『勤皇やくざ瓦版』を映画化。明治時代初期の混乱期に実在した、甲州の任侠衆を束ねていた大親分・黒駒勝蔵。その仁義にあつい人柄と数奇な人生を、人情味満点に映し出していく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年4月17日 |
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キャスト |
監督:愛川欽也
原作:吉永仁郎 出演:愛川欽也 任漢香 森朝子 田村耕一 岩澤亮司 赤塚真人 若林哲行 小野了 大林丈史 小西康久 |
配給 | 愛河企画室 |
制作国 | 日本(2011) |
上映時間 | 115分 |
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