ドラゴン・タトゥーの女(2011) 作品情報
どらごんたとぅーのおんな
スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながらも、名誉棄損で敗訴したミカエル・プルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)。意気消沈の日々を送っていた彼のもとに、ある日、スウェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人(クリストファー・プラマー)から家族史編纂の依頼が舞い込む。しかしそれは表向きで、ヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さずに消えた少女ハリエット。ヴァンゲルは彼女が一族の誰かに殺害されたと信じていた。依頼を受けて調査を開始したミカエルは、成功の裏に隠された一族の血塗られた過去に気づいたものの、手掛かりが掴めずにいた。すると、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主として、ある人物を紹介される。リスベット・サランデル(ルーニー・マーラー)という名の、顔色が悪くガリガリにやせた女だった。小柄なリスベットは、肩口から背中にかけて、異彩を放つ龍の刺青が彫られていた。そして意外なことに、彼女はこの事件に異様な関心を示す。やがて彼女は、ハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだが……。
「ドラゴン・タトゥーの女(2011)」の解説
2009年に映画化されたスティーグ・ラーソンのベストセラー小説をデヴィッド・フィンチャー監督が再映画化。40年前の少女失踪事件の謎を、敏腕ジャーナリストと高い資料収集能力を持つ龍の刺青の女が追う。主演は「カウボーイ&エイリアン」のダニエル・クレイグ、「ソーシャル・ネットワーク」のルーニー・マーラ。日本初公開の際、ぼかし処理されていた2箇所のシーンでの処理を除いた無修正R18+バージョンが、2012年3月10日より6日間限定でTOHOシネマズ 六本木ヒルズ1館のみで上映された。
日本でも原作小説と共に人気を呼んだスウェーデンのサスペンス大作を「ソーシャル・ネットワーク」のデイヴィッド・フィンチャーがリメイク。40年前に起きた富豪一族の少女失踪事件の解明にジャーナリストと龍の刺青を彫った女ハッカーが挑む。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年2月10日 |
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キャスト |
監督:デビッド・フィンチャー
原作:スティーグ・ラーソン 出演:ダニエル・クレイグ ルーニー・マーラ クリストファー・プラマー スティーブン・バーコフ ステラン・スカルスガルド ヨリック・バン・バーヘニンゲン ロビン・ライト ゴラン・ビシュニック ジェラルディン・ジェームズ ジョエリー・リチャードソン インガ・ランドグレー マッツ・アンデルソン エバ・フリトヨフソン ドナルド・サムター エロディ・ユン ジョセフィン・スプランド エンベス・デイビッツ ウルフ・フリバーグ ベント・カールソン ペル・マイヤーバーグ |
配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
制作国 | アメリカ(2011) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 158分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:3.78点★★★☆☆、18件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-04-13
ジェシー・アイゼンバーグとアンドリュー・ガーフィールドが共演した実話の劇映画〈ソーシャル・ネットワーク〉を視聴していたら、オリジナル版と共に劇場でも観た本編を想い出した…。サスペンスフルな展開と猟奇的事件性等で発揮される監督の本編の演出力と事実関係に制約される伝記ものでの上記作品での工夫とは明らかに違っていたね。〈ソーシャル…〉はレビューにも、ドキュメントなら佳かったのにと言う感想が在ったけど。若き起業家同士のサバイバル・ゲームと殺人事件を巡る謎解きmysteryと云う明らかに題材の違いに由来するもの何だ?