サラの鍵 作品情報
さらのかぎ
夫と娘とパリで暮らすアメリカ人女性記者ジュリア(クリスティン・スコット・トーマス)は、45歳で待望の妊娠をはたす。が、報告した夫から返って来たのは、思いもよらぬ反対だった。そんな人生の岐路に立った彼女は、ある取材で衝撃的な事実に出会う。夫の祖父母から譲り受けて住んでいるアパートは、かつて1942年のパリのユダヤ人迫害事件でアウシュビッツに送られたユダヤ人家族が住んでいたというのだ。さらに、その一家の長女で10歳の少女サラ(メリュジーヌ・マヤンス)が収容所から逃亡したことを知る。一斉検挙の朝、サラは弟を納戸に隠して鍵をかけた。すぐに戻れると信じて……。果たして、サラは弟を助けることができたのか?2人は今も生きているのか?事件を紐解き、サラの足跡を辿る中、次々と明かされてゆく秘密。そこに隠された事実がジュリアを揺さぶり、人生さえも変えていく。すべてが明かされた時、サラの痛切な悲しみを全身で受け止めた彼女が見出した一筋の光とは……?
「サラの鍵」の解説
1942年にパリで起きたユダヤ人迫害事件にまつわる悲劇を描いたタチアナ・ド・ロネのベストセラー小説を映画化。出演は「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス、「Ricky リッキー」のメリュジーヌ・マヤンス。監督は、自らもユダヤ人の祖父を収容所で亡くしているジル・パケ=ブランネール。
世界的ベストセラーとなった、タチアナ・ド・ロネの小説を映画化したドラマ。1942年のパリで起きたユダヤ人迫害事件を調べていたアメリカ人女性記者のジュリアは、あるユダヤ人一家の少女サラの足跡を辿るうちに思わぬ事実を知ってしまう。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年12月17日 |
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キャスト |
監督:ジル・パケ=ブランネール
原作:タチアナ・ド・ロネ 出演:クリスティン・スコット・トーマス メリュジーヌ・マヤンス ニエル・アレストリュプ エイダン・クイン フレデリック・ピエロ |
配給 | ギャガ |
制作国 | フランス(2010) |
上映時間 | 111分 |
(C) 2010 - Hugo Productions - Studio 37 - TF1 Droits Audiovisuel - France2 Cinema
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ユーザーレビュー
総合評価:4.67点★★★★☆、6件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-02-15
現実の取材ドラマと過去とがどう交わるかが息詰まる本篇の見処何だね