あしたのパスタはアルデンテ 作品情報
あしたのぱすたはあるでんて
トンマーゾ(リッカルド・スカマルチョ)はローマに住む作家志望の青年。実家は南イタリアのレッツェにある老舗のパスタ会社だが、兄アントニオ(アレッサンドロ・プレツィオージ)の新社長就任が決まり、共同経営者一族の晩餐会が開かれることになった。帰郷したトンマーゾは、その席上で家族に言えなかった3つの秘密を告白しようと、兄のアントニオに予告する。1つ目は経営学部と偽って文学部を卒業したこと。2つ目は家業を継がずに小説家になること。そして最大の秘密はゲイであること。だが、ディナーの席でトンマーゾが告白しようとした矢先、アントニオが先にカミングアウトしてしまう。実は彼もゲイだったのだ。一同は驚愕、父ヴィンチェンツォ(エンニオ・ファンタスティキーニ)は憤怒のあまり、アントニオに勘当を言い渡してそのまま卒倒。家族は大騒ぎになる。トンマーゾは告白どころか、ローマに戻ることもできず、共同経営者の美しい娘アルバ(ニコール・グリマウド)とパスタ工場を任される羽目に。果たして、トンマーゾの未来は……?老舗パスタ会社の将来は……?そして、一家に再び平和な日々は訪れるのか……?
「あしたのパスタはアルデンテ」の解説
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭グランプリ「向かいの窓」のフェルザン・オズペテク監督による人情コメディ。老舗パスタ会社の後継者がゲイを告白したことで、騒動が起こる。出演は「輝ける青春」のリッカルド・スカマルチョ、「シチリア!シチリア!」のニコール・グリマウド、「副王家の一族」のアレッサンドロ・プレツィオージ。
イタリアで140万人動員の大ヒットを記録した、ハートフル・コメディ。パスタ工場を営む大家族が勢ぞろいするパーティーで、長男がゲイだとカミングアウト。そこから巻き起こる騒動の数々を、涙と笑いに溢れた人情満点のタッチで追いかける。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年8月27日 |
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キャスト |
監督:フェルザン・オズペテク
出演:リッカルド・スカマルチョ ニコール・グリマウド アレッサンドロ・プレツィオージ エンニオ・ファンタスティキーニ ルネッタ・サヴィーノ イラリア・オッキーニ クレシェンツァ・グァルニエーリ エレナ・ソフィア・リッチ ビアンカ・ナッピ マッシミリアーノ・ガッロ パオラ・ミナッチョーニ エマヌエーラ・ガブリエリ カロリーナ・クレシェンティーニ ジョルジオ・マルケーゼ マッテオ・ターラント カルミネ・レカーノ ダニエーレ・ペッチ ジャンルカ・デ・マルキ マウロ・ボナッフィーニ ジェア・マルティーレ ジャンカルロ・モンティジェッリ |
配給 | セテラ・インターナショナル |
制作国 | イタリア(2010) |
上映時間 | 113分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-04-03
告白シーンが衝撃的なイタリアンcomedyの本篇,同じくフエルザン・オズベテク監督がお気に入りのジョアンナ・メッジョルノを監察官役で撮った本邦未公開mystery映画が撮影・美術賞受賞の〈ナポリ,熟れた情事〉だ。岩波ホールで公開された弁護士役の彼女の主演作品〈ナポリの隣人〉同様に家族関係に主眼が。ヒロインはシモーヌ・シニョレ或いは岡田茉莉子風の熟練した貫禄