P.N.「タケル」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2009-05-04
面白かったんだけど、何か決定力に欠ける…。ミルクが政治家として綺麗ごとだけじゃない「戦略家」だったって描写は面白かったけど、そのせいかな?人間像がボヤケた様な気も…。それにしても、70年代終盤になっても、まだまだ野蛮な時代だったって再認識しました。
みるく
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面白かったんだけど、何か決定力に欠ける…。ミルクが政治家として綺麗ごとだけじゃない「戦略家」だったって描写は面白かったけど、そのせいかな?人間像がボヤケた様な気も…。それにしても、70年代終盤になっても、まだまだ野蛮な時代だったって再認識しました。
映画見終わって、映画館のスタッフの人に、思わず「いい映画を観せていただいて、ありがとう!」と言っちゃいました(笑)
マイノリティの生きやすい社会は、すべての人にとって、生きやすい社会のはずです。
ゲイであることを、カミングアウトして、団結して、闘ったミルク。
人種差別との闘いより、大変だと思う。
それにしても、アメリカの銃社会、それは今も変わってないのでは?
“40歳になって、まだ誇れることをしていない”なんていっていた男があれだけのことを成し遂げた、ハーヴィ-ミルクはなんてスゴい人なのだろう。
ショーンペンの演技はさすが、チャーミングでいて、力強い、本当に自然で素晴らしかった。
くだらない差別などない世界にしたいと、また、自分はつまらない人間になってはいけないとハーヴィ-に教えられた映画でした。