P.N.「めざまし」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2011-03-01
めざましテレビだかで初めて認識。早速、電車に飛び乗り観てまいりました。苦悩、苦悩、苦悩。走りたいのに足が動いてくれないとか箸を持っても手が動いてくれないとか、そういったジレンマ。王として国民に伝えなければ。導かなくては。最初は、小さな小さな思い。けれど、それはあまりにも大きくて。たかが演説。されど、演説。最後に、自然と涙が溢れました。
えいこくおうのすぴーち
めざましテレビだかで初めて認識。早速、電車に飛び乗り観てまいりました。苦悩、苦悩、苦悩。走りたいのに足が動いてくれないとか箸を持っても手が動いてくれないとか、そういったジレンマ。王として国民に伝えなければ。導かなくては。最初は、小さな小さな思い。けれど、それはあまりにも大きくて。たかが演説。されど、演説。最後に、自然と涙が溢れました。
ジョージ6世が吃音で悩んでいたことは知りませんでした。うまいスピーチも良いけれど、話がへたでも精一杯伝えようとする人には応援したくなりますね。どこかの雄弁そうな総理大臣は国の借金を増やし『子供手当額』が負担になることなどを仲間のせいにしたりしてますが、そんな人とは大違いですね。
なぜかジーンとくる映画です。レビューが出る頃はアカデミー賞主要部門を受賞してますね!第二次世界大戦前、演説が巧みなヒトラーが独裁政治をしていて、エリザベス女王が可愛い少女で、チャーチル首相が海軍大臣だった時代にやむなく宣戦布告する立場にいる孤独なイギリス国王の心境には相当な重圧があると思います。彼に渾身の激励ができるのは側近の要職にある方ではなく、型破りで真の友情を持った人でしたね。
「良かった」ただこの一言に尽きる。
期待通りのいい映画。この俳優が集まれば間違いなし。特にジェフリー・ラッシュが素晴らしかった。