あしたのジョー(2010) 作品情報

あしたのじょー

昭和40年代、東京の下町で殺伐とした生活を送る矢吹丈(山下智久)は、その天性の身のこなしから、元ボクサー・丹下段平(香川照之)にボクサーとしてのセンスを見出される。ところが、問題を起こしたジョーは少年院へ。そこでジョーは、チャンピオンレベルの力を持つプロボクサー・力石徹(伊勢谷友介)と運命の出会いを果たし、ふたりは反目しながらも互いの力を認め、ライバルとして惹かれ合うようになっていく。一足先に少年院を出た力石は、財閥の令嬢・白木葉子(香里奈)の支援による恵まれた環境のなか連戦連勝。圧倒的な強さでエリート街道をひた走る。一方のジョーは、橋の下のオンボロジムで段平と二人三脚の特訓。野性むき出しで“クロスカウンターパンチ”を得意とする人気ボクサーとなる。やがて力石は世界タイトルに手が届くところまで上り詰めるが、世界戦の前にジョーとの決着を望み、葉子を困惑させる。そしてジョーも、段平に力石戦実現を強く求めるのであった。しかし、ふたりの間には、そのキャリア、実力の差もさることながら、ボクシングでは決定的となるウエイトの差もあった。対決を妨げる壁は、厚く、高かったが、認めあうふたりは命を削り、これを乗り越える。そして、運命の日。場所はボクシングの聖地・後楽園ホール。ふたりは宿命のリングに上がる……。

「あしたのジョー(2010)」の解説

高森朝雄・ちばてつや原作による同名ボクシング漫画を実写映画化。主人公・矢吹丈が宿命のライバル・力石徹と出会い、やがてリング上で対決するまでを描く。監督は「ICHI」の曽利文彦。出演は「映画 クロサギ」の山下智久、「十三人の刺客」の伊勢谷友介、「ラブコメ」の香里奈、「SP 野望篇」の香川照之、「老人の恋 紙の力士」の勝矢など。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年2月11日
キャスト 監督曽利文彦
原作高森朝雄 ちばてつや
出演山下智久 香川照之 伊勢谷友介 香里奈 勝矢 モロ師岡 西田尚美 杉本哲太 倍賞美津子 津川雅彦 中野裕斗 畠山彩奈 虎牙光揮
配給 東宝
制作国 日本(2010)
上映時間 131分

ユーザーレビュー

総合評価:4.32点★★★★☆、25件の投稿があります。

P.N.「ジョーの子守唄」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2012-07-14

原作、アニメ全て見てます。矢吹丈は唯一無二の存在なので、本作を観るのを避けてきましたが、観ないで評価は出来ない…って訳でDVD借りました。製作側の気持ちを汲み取り☆1つ付けますが、全体的に申し訳ないが眠い。アットホーム過ぎる。もっとドロドロした感じが欲しいのと、淡々と話が進みすぎ。原作とは別のものとしても、ウルフをぶん殴って、閉ざされたリングへの道を自らこじ開ける件は欲しいよね。

最終更新日:2022-07-26 11:03:32

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