アブラクサスの祭 作品情報
あぶらくさすのまつり
かつてロックミュージシャンだった禅僧の浄念(スネオヘアー)は、音楽への狂おしい思いからノイズが聞こえるようになり、ウツ病患者として入院した過去をもつ。現在は福島の小さな町の禅寺に身をおき、妻の多恵(ともさかりえ)と5歳の息子・理有(山口拓)と静かに暮らしている。だが今もなお薬を飲みながら、自分の“役割”を考え続け、なかなか思うように答えが出ないでいた。そんなある日、寺近くの高校から頼まれた進路指導講演会で大失敗をしてしまい落ち込んだ浄念は、自分の中で“音楽”への想いがたち切れていなかったことに気付く。そしてこの町でライブをやりたいと強く思い始めるのだった。寺の住職の玄宗(小林薫)は、浄念の良き理解者であり音楽についても賛成はしているが、地元でのライブには困惑。多恵も浄念の体を気遣い反対する。そんな中、ある事件をきっかけにショックを受けた浄念は、自分をコントロールすることができなくなってしまう。果たして浄念は答えを見いだすことができるのか……。
「アブラクサスの祭」の解説
住職で作家の玄侑宗久の同名小説を原作に、「新訳 今昔物語「渚にて」」の加藤直輝監督が映画化。音楽と向き合うことで懸命に生きようとする僧侶と、彼を温かく見守る周囲の人々の姿を描く。出演は「つむじ風食堂の夜」のスネオヘアー、「ちょんまげぷりん」のともさかりえ、「引き出しの中のラブレター」の本上まなみなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年12月25日 |
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キャスト |
監督:加藤直輝
原作:玄侑宗久 出演:スネオヘアー ともさかりえ 本上まなみ 村井良大 ほっしゃん。 たくませいこ 山口拓 草村礼子 小林薫 |
配給 | ビターズ・エンド |
制作国 | 日本(2010) |
上映時間 | 113分 |
公式サイト | http://www.aburakusasu.com/ |
ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「真浦塚真也」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2010-12-26
『良い』映画を観た、そんな感じ。楽しいとか面白いとかそういうタイプの作品じゃないけど、心が『良い』感じになる『良い』映画でした。 スネオヘアーさんの演技が素敵です。