シネマ歌舞伎 蜘蛛の拍子舞 作品情報
しねまかぶきくものひょうしまい
主を失って荒れ果てた空の御所に物の怪が現れるという話を聞き、真偽のほどを確かめに訪れた源頼光(尾上菊之助)。そこへ突如、美しい白拍子の妻菊(坂東玉三郎)が現れ、艶やかな踊りと色仕掛けで頼光をたぶらかそうとする。頼光と家臣の渡辺綱(尾上松緑)は妻菊と共に拍子舞を舞うが、灯火に照らされた彼女の影が蜘蛛に見えることから、その正体が物の怪であることを見破る。討ちかかる2人に千筋の糸を繰り出して姿を消す妻菊。再び姿を現した彼女は恐ろしい女郎蜘蛛の精へと姿を変え、華麗な大立廻りを繰り広げる。苦戦する頼光たち。そこへ怪力無双の坂田金時(坂東三津五郎)が駆けつけて……。
「シネマ歌舞伎 蜘蛛の拍子舞」の解説
建て替えのために2010年4月末で一時閉館する歌舞伎座のさよなら公演から、舞踊劇2作を“シネマ歌舞伎”として映像化。坂東玉三郎が美しく妖気漂う女郎蜘蛛の精を演じる「蜘蛛の拍子舞」。同時上映「身替座禅」。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年5月1日 |
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キャスト | 出演:坂東玉三郎 尾上松緑 中村萬太郎 尾上右近 尾上菊之助 坂東三津五郎 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2010) |
上映時間 | 68分 |
公式サイト | http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/ |
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