ソラニン 作品情報
そらにん
都内の会社に勤めるOL2年目の芽衣子(宮崎あおい)は、フリーターでバンドマンの恋人、種田(高良健吾)と付き合って6年になる。田舎から上京、大学時代に軽音サークルで知り合った二人は、多摩川沿いにある小さなアパートで一緒に暮らしていた。毎朝バイトを終えて帰ってくる種田と入れ違うように、満員電車に揺られて出勤する芽衣子。やりがいのない仕事と面倒な人間関係をやり過ごす日々に辟易していた彼女は、辞表を提出する。久しぶりに、種田がギターとボーカルを担当するバンド“ロッチ”の練習を見に行った芽衣子は、メンバーであるかつてのサークルの仲間たちと会う。今は実家の薬屋を継いでいるドラムのビリー(桐谷健太)。大学に残って2留中の加藤(近藤洋一)。加藤の彼女でしっかり者のアイ(伊藤歩)は芽衣子の親友でもある。この5人が集まると、芽衣子は大学時代へいつでも戻れると感じていたが、音楽への思いを押さえこんでバイトに励む種田を見て、釈然としない思いも抱えていた。自分と種田の未来はどこへ向かっているのか……。そんな中、種田はバイトを辞めてレコーディングに集中し、今回チャンスを掴めなければバンドを解散する、と宣言。完成したデモCDをレコード会社やライブハウスに送ったあと、種田と芽衣子は砂浜で花火を楽しむ。その後、大手レコード会社から連絡が入るが、新人開発の担当者・冴木(ARATA)が提案してきたのはグラビアアイドルのバックバンドとしてデビューという話だった。夢が破れ、再びゆるい日常に戻った種田と芽衣子。そしてまもなく、種田は芽衣子に別れを切り出す。散歩に行くと出ていったきり戻らない種田の帰りを待ちながら、芽衣子は種田が書いた曲“ソラニン”の歌詞をなぞっていた……。ある朝、何事もなかったかのように種田から電話が入る。前の会社に復帰し、働きながらバンドを続けていく覚悟を決めた種田は、芽衣子のもとへバイクを走らせた……。
「ソラニン」の解説
浅野いにおの同名人気コミック映画化した青春恋愛ストーリー。監督は数多くのPVを手掛け、本作が長編デビューとなる三木孝浩。出演は「劔岳 点の記」の宮崎あおい、「BANDAGE バンデイジ」の高良健吾、「ROOKIES 卒業」の桐谷健太、ロックバンド“サンボマスター”の近藤洋一、「ちゃんと伝える」の伊藤歩など。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年4月3日 |
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キャスト |
監督:三木孝浩
原作:浅野いにお 出演:宮崎あおい 高良健吾 桐谷健太 近藤洋一 伊藤歩 ARATA 永山絢斗 岩田さゆり 美保純 財津和夫 |
配給 | アスミック・エース |
制作国 | 日本(2010) |
上映時間 | 126分 |
公式サイト | http://solanin-movie.jp/ |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.12点★★★★☆、18件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-10-08
爽やかな青春音楽ドラマ何だぜ。〈あの胸にもう一度〉やキーラ・ナイトレイ主演の映画〈はじまりのうた〉等を想い出した。其れにしても、主役のボーカリスト の突然の出来事は愕然!映画なから立ち上がれ無いね。ミケランジェロ・アントニオーニ監督の作品見たいだー。其の喪失感がドラマの核と成った点が素晴しい。高良の父親がチューリップの財津和夫と言うのも泣けて来るしね?