(500)日のサマー 作品情報
ごひゃくにちのさまー
グリーティングカードの会社に勤めるライター、トム・ハンセン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、初めてサマー・フィン(ズーイー・デシャネル)に会ったのは、会社のボスが新しいアシスタントとして彼女を紹介した時だった。それがサマーとの1日目。トムは一目で恋に落ちた。4日目。エレベーターの中でトムのヘッドフォンから漏れる音を聴いたことから、次第に会話を交わすようになる二人。28日目。カラオケパーティの席で、トムはサマーに恋人がいないことを知るが、彼女は愛を信じていなかった。しかし、サマーは「友達になって」とトムにキスをする。34日目。二人は一緒にIKEAへ行き、展示されているソファに並んで腰かけたり、ベッドに寝そべったりして新婚夫婦ごっこを楽しんだ。「真剣につきあう気はない」と言うサマーに、トムは「気楽な関係でいい」と答える。109日目。サマーが初めて自分の部屋にトムを招き入れ、トムは、二人の間を隔てる壁が一気に低くなった気がした。259日目。バーでサマーに言い寄る男をトムが殴ったら、逆にやり返されてしまう。「二度とこんなことをしないで」と怒るサマー。二人の間に埋められない溝があることは確かだった。しばらくして、トムはサマーが会社を辞めたことを知る。悪友のポール(マシュー・グレイ・ガブラー)やマッケンジー(ジェフリー・エアンド)の勧めに従い、新しい恋人をつくろうとするトム。だが、トムはどうしてもサマーが忘れられない。402日目。同僚の結婚式へ向かう電車内で、トムはサマーと一緒になり、サマーからガーデンパーティに誘われる。408日目のパーティ当日、トムは彼女の心が自分から完全に離れてしまったことを悟る。その後、トムは会社を辞め、夢だった建築家の道へ進むべく就職活動を始める。お気に入りのベンチに座って、未来の自分を想うトム。と、そこにサマーが現れた。長かった“500日の夏”がようやく終わろうとしていた……。
「(500)日のサマー」の解説
運命の恋を夢見る男性と、真実の愛を信じない女性のビタースウィートな500日間の物語。監督は本作が長編デビューとなるマーク・ウェブ。出演は「セントアンナの奇跡」のジョセフ・ゴードン=レヴィット、「ハプニング」のズーイー・デシャネル、「リンガー!替え玉★選手権」のジェフリー・エアンド、「アルビン 歌うシマリス3兄弟」のマシュー・グレイ・ガブラーなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年1月9日 |
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キャスト |
監督:マーク・ウェブ
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット ズーイー・デシャネル ジェフリー・エアンド クロエ・グレース・モレッツ マシュー・グレイ・ガブラー クラーク・グレッグ レイチェル・ボストン ミンカ・ケリー |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
制作国 | アメリカ(2009) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 96分 |
(C)2024 Searchlight Pictures.
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ユーザーレビュー
総合評価:4.82点★★★★☆、11件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-09-10
男女の間柄の理想と現実を描いた本ドラマはフランツ・カフカの「城」見たいにアプローチしつつも全然接近不可能で何ともミステリアス…。サマーと云う彼女に振り廻される彼氏。肉体関係の現実派とロマンチストとのすれ違いなのかも。でも再び巡り来る恋愛アプローチの第一日目はきっと大きく違うんだろうなあ🤸