銀色の雨 作品情報

ぎんいろのあめ

鳥取県米子市の高校生・和也(賀来賢人)は父を知らずに育った。今は新聞店に住み込み、働きながら学校に通っている。中距離ランナーとして陸上部に在籍し、働きながら学ぶ“青少年の鏡”として表彰されたこともある。しかし和也はそんな自分を嫌悪し、無力感、焦燥感、将来への不安を抱いていた。ある日、集金の金額が足りないことを店主にとがめられた和也は、店を飛び出してしまう。そのころ、元日本チャンピオンのプロボクサー・章次(中村獅童)はある決意を胸に、東京から故郷の米子をめざしていた。米子駅をふらついていた和也は、施設育ちで、かつて母親のスナックで働いていた菊枝(前田亜季)と再会する。和也は、彼を弟のように気にかけてくれる菊枝の一人暮らしのマンションに転がり込む。米子に着いた章次は、母のいる実家の美保関に戻るのを躊躇していた。すると、昔の仲間に襲われる。その現場にいた菊枝は、章次を自分のマンションに連れていく。こうして3人の共同生活が始まったが、和也はなにかにつけ2人に反発した。しかし、互いに影響し合う彼らの心に、次第に変化が表れる。章次が不器用ながら大切なものを守り抜こうとする姿を見た和也は、ある事実を知る。

「銀色の雨」の解説

浅田次郎の同題小説を映画化。父親を知らない高校生、元チャンピオンのプロボクサー、スナック勤めの女の奇妙な同居生活を描いたヒューマンドラマ。監督は、「銀のエンゼル」の鈴井貴之。出演は、「ごくせん THE MOVIE」の賀来賢人、「レッドクリフ」シリーズの中村獅童、「バトル・ロワイヤル」の前田亜季。2009年10月31日より、鳥取県・島根県にて先行公開。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年11月28日
キャスト 監督鈴井貴之
原作浅田次郎
出演賀来賢人 前田亜季 中村獅童 濱田マリ 音尾琢真 大島優子 富澤たけし 伊達みきお 柳憂怜 眞島秀和 品川徹 佐々木すみ江 ルー大柴 輪島功一 大泉洋
配給 エスピーオー=マジックアワー
制作国 日本(2009)
上映時間 113分

ユーザーレビュー

総合評価:4.57点★★★★☆、7件の投稿があります。

P.N.「ヒデ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2010-01-19

俺としたら6ッ星です!昨日観に行きました。なかなか最後は胸をうたれる内容で良かったです。

最終更新日:2022-07-26 11:03:33

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