P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-10-03
今朝のNHKラジオ深夜便アンコール絶望名言は太宰治,トカトントン。絶望の中の弱さ故の文學の味わい,駄目さ加減が魅力な赤裸々さ,三島由紀夫が嫌ったと云う資質
びよんのつまおうとうとたんぽぽ
総合評価4.5点、「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
今朝のNHKラジオ深夜便アンコール絶望名言は太宰治,トカトントン。絶望の中の弱さ故の文學の味わい,駄目さ加減が魅力な赤裸々さ,三島由紀夫が嫌ったと云う資質
我が家の座敷には太宰治さんの置物が飾ってある。それだけにこの映画を観て、とても感動した。私は生きるということをあまり深く考えず、ありのまま受け入れて生きていればいいと思うようになった。松たか子さんの演技は素晴らしい。美しすぎる。大好きだ。浅野忠信さんの演技も抜群だ。最高だ。こんなに心地よい映画はないと思う。
生誕百十年記念の〈太宰治展~辻音楽師の美学〉を三鷹市美術ギャラリーで観ていて本篇等太宰治作品関連の映画が一頻り見たく為ったんだなあ🎵
もう一度観たくて、また映画館いきます!こんなに雰囲気溢れる、センス抜群の日本映画、もっとたくさんの人に観てほしい!
古く、物のない時代の雰囲気がよく出ていたし、言葉遣いの 品のある丁寧さが魅力的。
キャストは それぞれがピッタリで満足。
特に 浅野さん。自分勝手で ダメ亭主なんだが、ほっておけない 繊細さ…ハマり役でした。
松さんの歯切れの良い声も素敵だし、弁護士事務所から出てきた後ろ姿、最後の一皮むけた、ちょっと強くなったような雰囲気が 心に残ります。
いゃ~良かった。久々のヒットでした。内容的に少し暗めな感じで、躊躇したけど、大丈夫楽しめますよ!松たか子さん、浅野さんの演技素晴らしです。他の出演者もいい味出してます。
キャストが絶妙!!
厭世感に苛まれ、酒と女に溺れる作家・大谷(太宰の分身?)役の浅野忠信、そんなダメ男にとことん尽くす妻・佐知役の松 たか子を初め、大谷の愛人役の広末、夫婦と浅からぬ縁で繋がる大衆飲み屋・椿屋夫婦を演じる伊武雅人&室井 滋、佐知に想いを寄せる工員役の妻夫木、佐知がかつて好意を抱いていた弁護士役の堤 真一…。
全てがハマり役で作品に重厚感と深みを与えていた。
こんな日本映画が観たかった!!
松たか子が美しかった。周りの男性が惹かれるのも解る程、魅力的。駄目亭主に尽くす妻に見えるが、実はしたたかで、結局は、亭主が妻に手のひらで転がされてる感がした。愛人役の広末涼子も、妙な色気があり良かった。
太宰治の自伝的映画か…と思って観に行きました。
松たか子さんは昭和初期の良き妻役でしたが、ラスト 赤い口紅を塗るシーンになんとも言えない強さを感じました。
広末涼子さん演じる愛人が 印象的でした。
妻夫木君は妻夫木君らしい感じでしたね。
試写会で観ました!
女と金にだらしない、どうしょうもない男と離れられない女のイメージから、かけ離れサチ。
明るくよく働き美しい松たか子さん演じるサチにどんどん惹き付けられます。
浅野さんのダメ男ながらもほっとけない感じがよくでていました。