NO NEW YORK 1984-91 作品情報

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80年代、アメリカ。レーガン、ブッシュ・シニア政権下のニューヨークにおいて“NO WAVE”と呼ばれる現象が巻き起こり、若いアーティストたちによる映画・写真・音楽・ファッションなどのあらゆる表現が一斉に爆発した。現在では、世界的規模の成功を収めたバンド・SONIC YOUTHの原点として、カルト化、伝説化して語られることが多い。本作では、そのNO WAVEのシーンのなかでも、1984年から91年にかけて起こった、映画によるパンク・ムーブメント“Cinema of Transgression”(破壊映画)に焦点を当てている。このムーブメントは、視覚的なバッド・テイスト(悪趣味)によって、社会への不満やハリウッドの商業主義に対する嫌悪感をストレートに表現するというもので、ニック・ゼッドによって命名された。若手監督たちによる8ミリの映像には、暴力、ドラッグ、性的倒錯、ブラックユーモアが溢れている。フランスの若き女性映画監督・アンジェリーク・ボジオは、当事者たちへのインタビューを通じて、このムーブメントの輪郭と内実を明らかにしていく。

「NO NEW YORK 1984-91」の解説

80年代のニューヨークで起こったシーン“NO WAVE”。その中で“Cinema of Transgression”(破壊映画)と呼ばれた映画ムーブメントに、フランスの女性監督アンジェリーク・ボジオが迫るドキュメンタリー。出演は、写真家のリチャード・カーン、SONIC YOUTHのサーストン・ムーア。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年5月2日
キャスト 監督アンジェリーク・ボジオ
出演リチャード・カーン ニック・ゼッド ジョー・コールマン リチャード・ヘル リディア・ランチ サーストン・ムーア ブルース・ラ・ブルース
配給 アップリンク
制作国 フランス(2007)
上映時間 70分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:34

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