猫ラーメン大将 作品情報
ねこらーめんたいしょう
CMや広告で大活躍、いまや日本中の人気者、キャットアイドルの将軍(声:加藤精三)は、息子の大将(声:古谷徹)も自分と同じようなアイドルに育てようとしていた。しかし、大将はそんな父のスパルタ教育に嫌気がさして、父のもとを飛び出してしまう。もっとまっとうな職に就いて父を見返そうと、寿司屋、外科医、タクシー運転手など職を転々とするが、何をやってもうまくいかない。もうこれまでと橋の欄干に立っていたとき、一人のラーメン屋の親父(黒沢年雄)が彼を店に連れて行き、一杯のラーメンを食べさせてくれる。そのあまりのうまさに感動の涙を流した大将は親父に弟子入り、日本一のラーメン屋を目指して過酷な修行を積むのだった。一年後。大将は“猫ラーメン大将”という店を持つ。店は連日、賑わっていたが、それはラーメンの味ではなく、猫がラーメンを作るという物珍しさによる人気だった。一方、将軍は暴力団との黒い交際を写真誌にスクープされ、CMは打ち切り、芸能界から完全追放されてしまう。しばらくして、“猫ラーメン大将”の近くに“本家猫ラーメン将軍”という店がオープン、店長は将軍だった。彼は多額の借金を抱えており、自分が究極のラーメンを作って、息子にラーメン屋を諦めさせようとしていたのだ。“大将”の常連、田中(加藤和樹)は敵情偵察に向かうが、麺、スープ、具、猫のルックス、店構え、パフォーマンス、全ての面で“大将”は負けていた。“将軍”は大繁盛、“大将”は客が激減する。そんな中、テレビ局が猫ラーメン対決を企画。大将は日本全国を回り最高の食材を用意するが、出来上がったラーメンは素材同士が味を殺しあっていた。自身を失った大将が、再び橋の欄干に立ったとき、師匠の親父が彼の横で微笑んでいた。親父の店でシンプルな醤油ラーメンを口にした大将は、忘れていた基本を思い出す。本番当日。テレビの前で全国民が見守る中、世界初の猫ラーメン対決が始まった……。
「猫ラーメン大将」の解説
そにけんじ原作の4コマ漫画『猫ラーメン』を「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」の河崎実が映画化。ラーメン店を開いた猫とその周囲の人々との交流を描く。猫親子の声を古谷徹と加藤精三という『巨人の星』の星飛雄馬・一徹父子コンビが担当。そのほかの出演は「髪がかり」の加藤和樹、「めぐりあい」の黒沢年雄など。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年11月29日 |
---|---|
キャスト |
監督:河崎実
原作:そにしけんじ 出演:加藤和樹 長澤奈央 紗綾 松田ヒロシ 柳生九兵衛 赤澤圭 DAIZO 阿部定忠治 ケンタエリザベス3世 なべやかん 黒木マリナ 秋元唯光 岩クレイジー 加藤礼次朗 森田釣竿 福田裕彦 南郷勇一 池田彰吾 かとうあつき 深江卓次 安藤光子 イー 海老原優 カン・ソンサ プチ鹿島 レイパー佐藤 南結衣 香波 宮内琴香 平野愛 中村純子 赤崎由実 天野ミチヒロ 石井遥 石原純子 伊藤香菜 江崎由香 奥田恭世 鬼塚和末 上岡麻佳 佐伯太基 竹中優里子 チハ 鶴見憲 出口真央 冨岡美沙子 中根彰 中村朝美 中村功 西村麻弥 華子 桶元千春 深沢身依子 前田綾乃 松村さくら 宮内健在 森本繭斗 渡辺曜子 橋達也 黒沢年男 出演(声):古谷徹 加藤精三 渡部薫 菅野裕士 |
配給 | トルネードフィルム |
制作国 | 日本(2008) |
上映時間 | 80分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「アヤ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2009-03-14
すごい