ROCKERS 完全版 作品情報
ろっかーずかんぜんばん
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません
「ROCKERS 完全版」の解説
70年代後半、日本のロック・シーンに衝撃を与えたムーヴメント“東京ロッカーズ”のギグを記録した79年の作品。行方不明とされていたフィルムが発見され、89年発売のビデオではカットされたTHE STRANGLERSの演奏も含む完全版として甦った。監督は、RCサクセションなどのライブビデオやPVを手がけた津島秀明。1978年。FRICTION、LIZARD、Mr.KITE、MIRRORS、S-KENといったミュージシャンたちは、失速していた日本のロック・シーンを自らの手で打破するために集結した。S-KEN STUDIOや下北沢LOFTをはじめとする日本各地のライブハウスでギグを繰り返し、そのムーヴメントは“東京ロッカーズ”と呼ばれ、世の中に大きな衝撃を与えた。その衝撃は、それから30年あまりが過ぎ、東京ロッカーズが伝説となった今でも色褪せることはない。その東京ロッカーズのギグを中心に、PAIN、SPEED、SS、自殺、8 1/2など、同じ時期を疾走したバンドの姿も紹介する。また、1989年に発売されたビデオではカットされたTHE STRANGLERSのスタジオ・ライブの様子も、本人たちの承諾を得て収録している。身をよじるようにレスポールをかきむしる恒松正敏や、タクシードライバーであるPAINのギタリスト入村が車中でインタビューを受けている映像などのほか、FRICTIONのレック、LIZARDのモモヨ、SPEEDのケンゴらの、東京やロックンロールについて思いを吐露しているインタビューも。冒頭で、この映画がクランクインしてからアップするまでの間に報道された“自殺した35人の子供たち”の名前がクレジットされる。そんな彼らのためにロックンロールはあるのだと、この映画は語りかける。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年10月25日 |
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キャスト |
監督:津島秀明
出演:FRICTION LIZARD Mr.KITE MIRRORS PAIN S-KEN SPEED SS 自殺 8 1/2 THE STRANGLERS |
配給 | トランスフォーマー=スローラーナー |
制作国 | 日本(1979) |
上映時間 | 72分 |
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